スペインの旅2003(13)プラド美術館
「スペイン」の首都「マドリッド」にある「プラド美術館」は、世界でも指折りの内容のある美術館の一つです。
パリにある「ルーブル美術館」のように大きな美術館ではありませんが、その充実した作品の展示を見に多くの人が世界中から訪れています。
「スペイン」を代表する画家と言えば、「グレコ」「ゴヤ」「ベラスケス」「ムリーリョ」「ルーベンス」等たくさんの画家の名前が出てくると思います。
特にこの美術館には「ベラスケス」の「ラスメニーナス」という大作があり、その画法が常に話題になっています。
「ベラスケス」が描こうとしたものが一体何なのか、絵の解説を聞かないとわからない部分もあり、それを知ると「ベラスケス」の絵に対する奥の深さがよく理解できます。
ここでは説明を省きますが、是非そうした解説を読んでほしいと思います。
また、ここには「ゴヤ」の描いた「裸のマヤ」と「着衣のマヤ」があり、話題には事欠きません。
残念ながらその作品はこの動画の中にはありませんが、皆さんもどこかで見た経験はあるはずです。
「スペイン」というところは、偉大な画家がたくさん出ていますが、その理由は一体どこにあるのか私流に考えると、それは「情熱」という言葉に尽きると思います。
「フラメンコ」を代表する情熱的な踊りがありますが、その原点がいたるところの国で違う形で展開しているのを見るとその根元にある「パッション」のようなものを感じてしまいます。
例えば「タンゴ」にしても、移民により南米「アルゼンチン」までその源流は流れているぐらい、力があります。
そうした国民性のようなものが、こうしたたくさんの画家を排出したのではないこと推察します。
そうしたことを考えながらこの動画を見るとまた違った見方ができるのではないでしょうか。
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