今週は、いろいろなところで「美術展覧会」が行われています。
5月11日(水)~15日(日)まで、「光市文化センター」で「創美展」が行われています。
会場に入ると、この絵が私の目に飛び込んできましたが、見るからに「故郷の原風景」を見ているようで、とてもあたたかいものを感じました。
「雪解け」の「棚田」の風景から、あなたは何を感じるでしょうか。作者の「素直な目」と「風景」に対する「思い」がひしひしと感じられます。
どこか「日本の心」を我々に思い出させるようなこの作品は、きっとあなたの目にもとまる1作品ではないでしょうか。
それとは対照的な作品がこの画像で、「裸婦」をテーマにしていますが、思いっきり「赤」と「青」の世界で表現しているところは、とても潔い印象を我々の目に与えます。
また、「新しい感覚」で、私たちの目に「現代」という時代を訴えようとしているのが良くわかります。
また、岩国の「シンフォニア岩国」では、「グループ展」が行われていて、それぞれの力作が見られます。
若い人の作品だと思うのですが、とても「ユニークな視点」で描かれていて、若い人達が見ている世界が見えてくるようでとても楽しい作品になっています。
こうした「発想」はなかなかでるものではなく、常に新鮮なものに目が行かないと創れないと思います。
また、「下松市」の「画材屋R]では、松本信子さんの「日本画」展が行われていています。
あいにく、会場に行った時は休みの日で、見れませんでしたが、この「パンフレット」からもどこか熟練した作品であることが伺えます。
5月という心地よい季節の折、こうした展覧会に足を運ぶのも多いに目を肥やす勉強になるのではないでしょうか。