国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

政府と軍がイラク侵略作戦の詳細に合意済みで侵略準備完了とトルコ外相が発言、風雲急を告げる事態に

2007年07月10日 | トルコ系民族地域及びモンゴル
冒頭の7月6日付けのインターナショナルヘラルドトリビューン紙の記事をお読みいただきたい。事実上イラク北部への侵略を宣言したに等しく、宣戦布告に他ならない。あまりに重大な発言なので全文を日本語訳した。誤訳等あればコメントで教えていただければ幸いである。 7月10日には産経新聞が国境沿いに展開したトルコ軍が14万人を越えるとの情報を紹介している。この軍隊が一挙にイラク北部に流入し、イラクで唯一治安が安定していた北部も他の地域と同様のレジスタンス活動で治安が深刻化するのだろうか? コソボ問題もロシアがセルビアの同意のない解決策は通さないと明言しており解決の目処が立たなくなってきているが、それはバルカン半島をイスラム化した張本人であるトルコへの攻撃という見方ができる。 . . . 本文を読む
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