国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

マリーアントワネット・ナポレオン・ヴィシー政権:フランス革命と第二次世界大戦

2012年06月18日 | 欧州
ナチス占領下のフランスは北フランスがドイツ軍の軍政下、南フランスはヴィシー政権によって統治された。なぜドイツがフランスを南北に分断したのか私は高校時代の世界史の授業以来疑問に思っていたのだが、今回の旅行でフランス革命当時の王党派が南フランスで優勢であったこととの関連性に気づいた。ユダヤ人がフランスを弱体化させるために作り出した革命思想に騙される愚かな北フランスはドイツ軍が統治して監視する必要があったのだろう。そして長年愚かな北フランスに抑圧されてきた南フランスに自治政府を作り出し、かつてのマリーアントワネットとルイ16世の結婚によるオーストリアとフランスの連携を再現し、王党派の伝統を再興したいとの思いがあったのだろう。ヒトラーはオーストリア支配階層の代理人である。第二次大戦後のフランスは一貫してドイツとの連合・統合を指向し、英国とは対立している。このことは、戦後フランス政府は実はヴィシー政権関係者によって運営されてきたことを意味している様に思われる。第二次大戦でドイツがフランスを占領したのは、愚かな国際金融資本に騙される反ドイツ政権を潰して親ドイツ政権を作り出し欧州を平和的に統合する事であったと思われる。フランスや東欧の多くの国がホロコーストを否定することを法律で禁じているのは、国際金融資本の世界支配崩壊後にこのアウシュビッツの嘘を暴くことを目的にホロコーストを風化させないために努力しているのだと考えている。フランスや多くの東欧諸国は第二次大戦後もドイツやオーストリアの衛星国であり続けているのだ。911事件以後のワシントンで英仏のスパイ達による銃撃事件が相次いでいるというかつての私のブログ記事は、反国際金融資本陣営の一員であるフランスが国際金融資本と一体化したイギリスと米国の首都を舞台に戦い続けていることを意味しているのだと思われる。また、ロシア革命で皇帝を殺され中枢階層を迫害されたロシアがプーチンを筆頭に親ドイツであることからは、ロシアもドイツやオーストリアの味方であると思われる。第二次大戦で日本とドイツが米国に宣戦布告したことは勝利の可能性をゼロにするものであり現代史の謎であった。恐らく日独両国は占領地域で反国際金融資本勢力を育成して敗戦後の戦いに備えることを目的に対米宣戦布告したのだと思われる。 . . . 本文を読む
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