2011年2月8日
ドイツワインの味の表記は『辛口・中辛口・甘口・極甘口』のざっくり4つ。
細かな呼び名を入れても5つ~6つ位で、
しかも必ずしもラベルに表記されるわけでもないのですが、
ゼクトとなると話は変わります。
味の表記は全部で7段階がきっちり定められ、ラベルにも必ず表記されます。
ということで以下、2月5日の記事の補足です。ゼクトを選ぶ際の参考として下さい。
下の表は左と真ん中がゼクトの味の表記と残糖度、
右は「その残糖度だと、ワインの味はどの辺なの?」の目安です(あくまで目安)。
※()は英語表記
- Brut nature(naturherb) 3g/l以下 Trocken 辛口
- Extra brut (Extra herb) 0~6g/l 〃
- Brut (herb) 20g/l以下 Halbtrocken 中辛口
- Extra trocken (Extra dry) 12~17g/l 〃
- Trocken (Dry) 17~32g/l Lieblich 甘口
- Halbtrocken (Midium dry) 32~50g/l Lieblich 甘口~Süss 極甘口
- Mild (Sweet) 50g/l以上 Süss 極甘口
茶色のところを見て下さい。
ワインで「甘口」なのがゼクトでは「辛口(Trocken)」になってしまうのが分かりますか?
ただ実際にゼクトを飲むと、例えば次のHalbtrockenでもそんなに甘いとは感じません。
これはゼクトの飲用適温が低いから(6℃~8℃)だと個人的に納得しています。
泡が強ければそれだけ舌もマヒしますしね。
対して辛口のBrutやExtra brut、Brut natureあたり、
しっかり冷やせばキリリっとした辛さが楽しめます。
食事どきに通して楽しむにもうってつけですよ。
ということで、どうぞ楽しいゼクトライフを!
とり
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