もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

魂の色 その1

2011-06-10 23:04:10 | らんちゃん
先日テレビの取材を受け、その時に昔飼っていた愛犬ランちゃんの話になりました。
そして写真を取り出し、色々話をしていると、なんだか色々思い出してしまって、
奥さんはもちろん、私も涙ぐんでしまいそうになっていました。

らんちゃんはもともと保健所で処分される予定の子でした。

ある日、私が何気なく見つけてしまった、かなり遠隔地にある保健所の処分予定表。
ちょうど、その表の日付が私の誕生日だったので、つい気にかかり奥さんに話をしたところ、
丁度そのデータが公表されておりまして、その中の一匹。
白内障に冒された一匹のおばあちゃん犬。
その子がやけに気になってしまったのです。

見た目もボロボロで、とてもまともな環境で飼われていたとは思えません。
個人の飼い犬?
でも、実は同じタイミングで、同じ犬種の犬が複数匹収容されていたのです。
ということは…
おそらくは、どこかのブリーダーの手によって仔犬を製造させられ続け、
不要ということで捨てられた子でしょう。




小さな画像一枚ですが、明らかにどこか患っていそうだし、
おまけに高齢だし、この状態では貰い手など期待できそうもない。

このままこうしてここで処分されるとしたら…

一体この子の命は何だったんだろう?
この子は何のために生まれて、そして生きてきたのだろう?

そう思うととてもやるせなく、怒りがこみ上げてきました。

犬は犬、人間は人間。
無論同等に考えることは間違っていますが、
あまりも理不尽で、情けない話だとは思いませんか?

そして同時に、申し訳ない気持ちで一杯になりました。
無論、言われるまでもなく、
この子一匹を助けたところで大勢に影響はなく、
すべての犬たちを救うことはできないのも理解していますし、
悪質なブリーダーたちが考えを改めるはずも無いことも分かっております。

でも、どうしてもいてもたってもおられずに、
うちら夫婦は話をしあい、
そして、私の奥さんは電話をかけました。

「その子を引き取りたいのですが…」



(続く)



「天国への階段」

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