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「こちらでございまぁ~す。」
「どれどれ」
「ふんふん」
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「あちらでございまぁ~す。」
「ふむふむ」
「なるほど」
というわけで、この日は久しぶりに雨が上がった曇り空。
幸い気温は高くなく結構涼しかったので、シニアさん一行は久しぶりに近所の公園まで。
すると、雨上がりの土の匂いや、草の匂い。
何より久々の公園なので、あちらこちらが気になってしかたがない様子。
そんな中、いきなり地面から飛び出ていたこのコたち。
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「すぽぽポ~ん!」
「あ~んど、くるり!
ガイドのチップさん、これなぁ~に?
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「う~ん、これは…」
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「多分ういろう君が落としたタマタマ!」
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「きっと、あの子が近くで探しているはず。」
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「僕のはちゃんとお腹の中にあるで~!」
そう、ういろうのタマタマはこの時のお話し通りまだ大事におなかの中に残っております。
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「え?では一体誰のタマタマ?」
いやいや、タマタマはそんなに簡単に落としたりしないのですよ。
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「あら?レディなので存じませんでしたの♪」
というわけで、この長雨のおかげで、
只今近所の公園に、このタマタマが大発生!
で、その成長速度が恐ろしく速く、
朝見たときは小さくとも、夕方には大きくなって傘が開いていたり!
もしかしたら、身近な動植物の中で最も巨大化するのが素早いのかも?
だから時間に余裕があれば、
その様子を観察するのも楽しいだろうなとか…
でも、その分劣化するのも早いから、
翌日にはもう茶色味がかってきて、下手したら崩れてきているのもあったり。
そう思うと、ある意味こうして、見て楽しめる旬の時期が短いので、
見かけたら、じっくり観察したいものですね。
なお、タマタマの正体はこちらをどうぞ。
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