たかじんさんが基板の頒布もされている「0db HyCAA」ヘッドホンアンプの電源を
トランス電源にしたところ、試作中に不思議な現象にでくわしました
原典はこちら。
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/09/0db-hycaa-ad1a.html#more
13Vのツェナーダイオードなど手持ちにないので、部品箱を探すと3種類ありました。
とりあえず、6.2Vと5.6Vを直列にしたところ、何故か7Vくらいしか電圧が出ません。
てっきりツェナーダイオードを逆接続したのかと思って確認したのですが、間違いはなく
それぞれの電圧を測定すると、5.6Vが単なるダイオードに近い電圧になっていました。
てっきり故障品かと思い、別の物に交換したのですが、電圧が若干違うだけで同じ結果になって
しまいました。
流す電流が足りないのかと、抵抗を交換してみたのですが大差なく、いったいどうなっているのだろうかと
手持ちの物を総動員させることにしました。
さすがに1個ずつ半田付けできないので、わに口クリップを付けて、応急として試す事しました。
写真の左端のは、直列にしても全く問題ありませんでした。(ただ、少し電圧が高すぎました)
直列のもうひとつが6.2Vだからでしょうか?
しかし、右の二つは同様に0.7V程度にしかなりません。
6.2+5.6では問題なのでしょうか。
そして最後の1個は試作基板上に取り付けてしまいました。左端と同じで電圧が違う物のようでした。
これでとりあえず動作する物になりましたが、ツェナーダイオードによって直列で問題が出るのでは
安心して使う事ができませんし、どの部品がうまく動作するのか、店頭で一々確認できないので
これまた困ることになります。
もっとも、13Vのツェナーダイオードを購入すると解決することなので、楽観していますが、さて
田舎の店に在庫があるかどうか。(これが最大の問題かもしれません)