知人が、このブログを見ていただいたそうで、連絡していただきました。
昨日から、どうしたことかと思っていたのですが、手元のAKI-DACは不良品の烙印を押されました。
知人も1台目が全く同じ症状となって何をしても直らないため、2台目を作ったところ
あっさり何の問題もなく動作したということで、オシロで見ても1台目は出力の所で
異常な波形だったということで、ICの不良だろうという事で決着をつけたそうです。
そして、どのようにして修理をと、お聞きしたのですが、あっさりと
「捨てること」
だそうです。
下手に触っても何も解決しないので無駄な事をするより、もう1台作った方が
早いとのことでした。
恐るべし秋月電子。やはり今だにスキルが必要なキットが存在しているとは。
ということで、動作品を頂いてきて自宅のPCにつないだところ、あっさりと
音がでました。
AMラジオの音はしていません。
もっとも、いまひとつ、といった音です。
1時間くらいしかエージングしていないそうですが、高域は耳に刺さるし
サ行は走る、低域はさっぱり出ない上に、レベルの高いバス音が入ると
単に電源用の電解コンデンサが起きていないのか
いわゆる「しゃっくり」のような状態に似た、音レベルの低下がみられるので
これでエージングを行えばすべて解決するようには思えなくなって・・・・・・・・・・・
今まで使用して取り外している、エージング済みの電解コンデンサに交換と
3端子レギュレータ周りに発振留めのコンデンサの追加など、いくつか手を
入れるしかなさそうです。