たかじんさんの「0db HyCAAヘッドホンアンプ」基板を箱に入れましたが、
中の構造物の写真が残っていました。
真空管の後ろは3面貼りとなっています。
2面でもよかったのですが、あまりに鋭角になりすぎるのと、屏風?を支えるところが基板上になるため、
その位置を確保しようとすると、3面という奇妙な構造になってしまいました。
今回は基板を切った貼ったしない、というのが最大の目的だったので(せっかくの頒布基板ですから)
「抵抗を利用したポップ音低減回路」を後から足そうかと思っています。
単に音声出力の所にリレーを介して抵抗を付けて、「ボン」という事を「ポスっ?」という程度に
音量を下げるという、意味あるのか意味ないのかもう一つわけのわからない物ですが、
他のミュート回路がけっこう良いだけに、これにも利用したいところですがパターンの一部を切る必要が
あるので、今回はやめました。
ちなみに、リング照明つきパネル(と勝手に名前つけました)のため、ボリュームの軸を短くしています。
単に使ったアルミ製つまみが短かいためで、奥まで押し込む必要性があったので、切りました。
今は万力が無いので、小型ボール盤のバイスのみを外して、軸を1.5mmほど掴んで糸ノコで切りました。
よく軸を切るとボリュームがぐらぐらになるとか聞きますが、軸を掴ますのであってボリューム本体を
掴むと肝心の軸が切るときの振動で壊れてしまいます。
糸ノコと書くと、よくあんなものでと言われますが、模型店で「FRP切削用替え刃」があったので、
これでサクサクとアルミ素材なのに下手な私でも切れました。
(角を丸めようとしましたが、仕上げが悪く、写真でみると先が若干曲がっているように見えます;;;)
この替え刃は凄いもので、以前、鉄製のパソコンケースの空気穴の部分から、電源の配線を
中に引き込むため、大穴を開けましたが、1.6mm厚くらいある鉄板が、ゴリゴリと切れていくのには
驚いたほどです。
道具って大事ですね。