Phonoka+の似て非なる基板も細々とした対策をしています。
あみ線を被せて、これでチー音も聞こえず大丈夫と思われていたのですが、メインのイヤホンを挿すと
何と右側だけ僅か音がしているのに気づきました。(なんということでしょう)
問題は電源にあるようでした。
ニッケル水素電池では無音状態なのに、外付け電源(1.25V)にすると、イヤホンの線の位置によっては
ノイズを拾う様子でした。確かに、電源線は赤黒の平行線ですのでシールドなど皆無です。
最後は、ケーブルを捻るしかないかと思っていましたが、まだ試していない対策が残っていました。
Phonoka+は、面白い回路構成となっています。真空管で反転させた音声信号をオペアンプはそのまま増幅するため
出力は反転となっていますが、それを入力側に帰還させています。
それならば、ここの位相を若干変更してしまえばよいわけですので、カップリングコンデンサを追加してみました。
(47KΩと並列に付けているコンデンサ)
組み込む都合上、一番小さなコンデンサが5PFでしたので、左右それぞれの帰還抵抗と並列に付けてみました。
なるほど、効果あるものです。
机の上で場所をかえてみたり、イヤホンケーブルを手にもったりねじったり丸めたり、携帯の真上を通したりと
いろいろと試してみましたが、これなら大丈夫な様子です。(明日になれば、あれ?かもしれませんが)
とりあえずは、これで再度エージングさせてみることにします。