撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

銚子電鉄 19号踏切(2018.8.26) 3001編成 銚子行き

2018年09月07日 22時15分05秒 | 地方鉄道
8/26に、銚子電鉄海鹿島駅~君ヶ浜間の19号踏切で旧京王の3001編成を撮りました。
19号踏切は、昨日投稿した木挽踏切の君ヶ浜駅側の隣にある踏切です。

3000形は、元をただせば1963年以降に当時の京王帝都電鉄で登場した5100系になります。
4両編成の5000系の増結用の2両編成、3両編成として5070系として登場し、後に5100系に改番されています。
5000系は1964年に鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。
長らく新宿駅~京王八王子駅間の特急などの主力として活躍していました。

1987年から引退が始まり、1989年には京王から引退しました。
全長18mの3扉車で地方鉄道でも利用しやすかったため、多くの地方鉄道で第二の人生を歩むことになりました。
伊予鉄道には、1987年~94年に5100系が譲渡されています。
クハ760形+モハ710形+モハ720形の3両編成×5編成、クハ760形+モハ710形の2両編成×2編成として使用されていました。
2009年~10年に旧京王井の頭線3000系が譲渡された伊予鉄3000系の登場により、3両編成×3編成が引退しています。

この内、クハ763+モハ713が銚子電鉄に再譲渡されました。
2006年まで活躍していたトロッコ列車「澪つくし号」の復刻塗装が施されて、2016年から銚子電鉄で活躍しています。

1枚目は、君ヶ浜駅から19号踏切に向かうデハ3001の銚子行きです。



2枚目は後追いで、19踏切から海鹿島駅に向かうクハ3501です。
変化を付けるために、縦アングルで撮ってみました。



3枚目は、写真を撮った19号踏切です。
木挽踏切と同じく踏切警標だけで警報機も遮断機も無い、第4種踏切道です。