撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 塚口(2012.4.14) 7023F 直通特急 嵐山行き あたごヘッドマーク

2022年04月24日 11時40分58秒 | 阪急
10年前に阪急神戸線 塚口駅で「あたご」ヘッドマークを掲出した7000系を撮りました。
1枚目は後追いで、園田駅に向かう「あたご」ヘッドマークを掲出した7123の直通特急 嵐山行きです。
この年は遅くまで桜が咲いていて、左側の街路樹の葉桜になってますが桜も入れて撮りました。



2枚目は順番が逆ですが、塚口駅に到着した7023です。



7000系は1980~88年に210両が登場し、阪急での同一系列の製造数が最も多い形式です。
1980~84年に登場した7000F~7010F、7020F、7030Fは鋼製車体でした。
一方、1984~88年に登場した7011F~7019F、7021F~7027F、7031F~7037Fはアルミ車体となっています。
登場時期により2、4、6、8両編成で登場していますが、アルミ車体で登場した6両編成は、7016F、7017F、7021~7023F、7027Fの6編成でした。
その後、編成の組み換えが有り、この頃は7014F、7017F、7023Fが6両編成となり、8000系の2両編成と連結されて、通常は8両編成として神戸線、今津線の6両編成が検査時などは2両編成を解放して今津線で運用されていました。
また、春と秋の行楽シーズン時にも2両編成を解放して6両編成で嵐山線への直通列車でも運用されました。

神戸線、宝塚線からの嵐山行きは、2008年の秋シーズンに西宮北口~嵐山駅間の臨時列車が運転により始まりました。
年々、運行本数も増えて、2011年の春シーズン以降は高速神戸~嵐山駅間の直通特急は「あたご」の愛称で運行されました。
2019年の春シーズンからは運行系統の再編が行われ、直通特急「あたご」の運行は中止となってます。

7023Fはこの当時から8035Fと連結された8両編成で運用されていますが、アルミ車体の6両編成では唯一の未更新の編成となっており、今後の動向が気になります。