◎実現しつつある未来
(2008-06-03)
ノストラダムスは、息子セザールへの手紙を公開し、不可解な迷宮の如き予言集全体への理解を図っている。
ところが、その内容たるや、この時代の終りについて言及しているとしか思えない記述が続く。
1.まず大洪水や高水位の大浸水が起こる。これによって、ほとんどの土地が水で覆われる。
(地球温暖化で、既にこれは現実のものとなりつつある。)
2.この水位上昇により、文芸(文明の諸記録全体を指すのだろう)がほとんど失われる。
3.同時期に、雨が非常に少ない国がいくつかあり、空から多量の火や白熱した石が降ってきて、文明を跡形もなく焼き尽くす。
(火の雨が降るってやつですね。)
4.こうした事件は短期的に発生して、次に最後の大動乱、過去と隔絶した変革が起こる。
5.これらの結果、世界は衰え、人影はほとんどなくなり、耕す者のない広大な田畑が残る。
ノストラダムスは、こうした大きな流れに沿って、本文中の予言が次々と実現することも断言している。最後の大動乱、大変革については、予言詩本文に散りばめられているということ。
これを見るとほんわか気分で集団アセンションとか、フォトンベルトでゆっくり覚醒というような悠長なことが起こるわけではないことを見ていたのがよくわかる。