◎断崖絶壁に飛び込む
明日から一週間ほどは、最高気温34度以上と予想され、外出が危険な時期になる。そうなると猛暑下の室内ウォーキング(Indoor Walking Workout)が有効となる。竹脇まりなの10分もの15分もの20分もののyoutubeをよく利用しているが、関連する会社uuumの赤字決算が東洋経済で報道されていたので、心配なことである。
さて竹脇まりなの動画を片目で見つつ、時に中国成都近郊の青城山Walkingの動画を同時に別モニターで再生しつつ室内散歩している。
※青城山
Walk China Mountain 4K - Mount Qingcheng Hiking from Front Gate Part.1 - YouTube
(Walk China Mountain 4K - Mount Qingcheng Hiking from Front Gate Part.1)
https://www.youtube.com/watch?v=xDyc_3DiM18
(Walk Qingcheng Mountain in Chengdu, China 4K - Part.2 | 四川,成都,青城山)
青城山は、中国スピリチュアリストの元祖黄帝も修行した場所であり、2世紀には張陵が出て、青城山に棲む魔を一掃し封じ込め、道教(五斗米道)の聖地に変えた。
さて張陵は、高弟趙昇の一月七日の到来を予言。趙昇がやってきても張陵は簡単に入門を認めず、美女、黄金、山鬼、乞食など六種のテストを行い、これをパスしたので、弟子にした。
ある日、張陵は、200人余の弟子たちにこの断崖絶壁の下に霊験あらたかな桃の実があるが、これを取って来た者に我が道法を伝授しようと宣言した。皆が二の足を踏んでいる中、高弟趙昇は、師匠が言うからには危険なことなどあるはずはないと申して、身を躍らせて崖を飛んだ。
すると真っすぐ落下して、うまい具合に桃の木の枝に降り立つことができた。
趙昇は、桃の実をなんと200個も摘み取り、上に向かって桃の実を投げると張陵が崖の上で受け取るという事を繰り返した。張陵は他の弟子に桃の実を一個づつ配り、最後に一個だけを残して、趙昇が藤蔓を伝って登って来るのを待った。最後の一歩では、張陵が片手を差し出して、肘を延ばすこともなく、趙昇を引き上げた。
この最後の一歩で師が登場して手を差し出すのは暗示的であり、単なる親切でやっているとは見ない。