アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

OSHOバグワン-5-今生-2-幼少期

2024-01-28 03:19:59 | ジェイド・タブレット

◎ジェイド・タブレット-06-34

◎青春期の垂直の道-34

 

OSHOバグワンは、勿論最初から悟りすました大宗教家然としていたわけではなく、最初の光明に出会うまでには2年位精神病みたいな時期があったし、肉体から初めて別のボディが分離した時は、ビックラこいたものだ。

彼の生家は、敬虔なジャイナ教徒であり、彼の父は毎日4~5時間冥想をする、相当に坐れる人物であって常人ではなかった。

彼は、今生では、生れ落ちてから、事情があって母方の祖父母に7歳の時まで育てられた。7歳の時に祖父が話をすることができなくなって、医者やアユールヴェーダの治療師もいない田舎の村だったので、牛車に載せて24時間かけて32マイル離れた街に運んで行った。

OSHOは、牛車に同乗して、言葉を失い、次に聴覚が失われ、目を閉じてと、緩慢に進む死の姿を真近にみた。チベット死者の書の「死のプロセス」を幼少にして実地に体感したのだ。

街に着いた時は、祖父は呼吸をしているだけで、3日を生きて、そして死んだ。

 

これ以後他人に対する愛着はなくなり、OSHOは一人でいることが彼の本質になったと述懐している。

一人でいるというのも重要なキーワードである。

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