◎世の中のものは、すべてが人間が好き勝手にできるものでなく、神様のものがある
中国の海洋調査船が目的も説明せず2024年6月、沖ノ鳥島周辺の日本の大陸棚に位置する公海上の海域にブイを設置し、日本政府はこれに対し遺憾を表明した。
霊界物語に海底のレアアースという宝が恐るべきものであることが描かれている。
欲得で海底のレアアースを取りに行くとその後が良くないという。
『船頭は舳に立ちて唄ふ。
『ここは竜宮の大海原よ、可惜宝は海の底』と海上の風に慣れたる声を張り上げて繰り返し繰り返し唄ふ。
日の出神は、『オイ船頭、今お前の唄つた歌は、あたら宝は海の底といつたなあ、それや又どういふ訳か聞かして呉れないか』
『ハイ左様でございます。この頃のやうな春の海では判りませぬが、やがて秋が来ると海の底がハツキリと見えます。それはそれは綺麗な金や銀が海の底一面に山のやうになつて居ます。恰度この下辺りは最も多い処です』
『お前たちはその綺麗な宝をどうして採らぬのか』
『エイ滅相もない。この海の底には結構な宝も沢山ありますが、恐いものも沢山ゐます。太い太い竜神さまが、金や銀の鱗をぴかぴかさして誰れも採らないやうに守つてゐらつしやる。この海の底に居るものは、鯛でも、蝦でも、蛸でも皆金や銀の色をしてゐます。蝦一匹でも釣つたが最後、竜宮様が怒つてそれはそれは豪いこと海が荒れます。それで誰も雑魚一匹この辺では捕りませぬ。
大きな声で物いつても此処では竜宮様に怒られます。竜宮さまの好きなのは只歌ばかりです。歌ならどんな大きな声で唄つても構やせぬが、妙な話をしたり、欲な話でもしやうものなら、それはそれは恐ろしい目に遭はされます』』
(霊界物語 第7巻 第22章 竜宮の宝から引用)
役行者の全国の金鉱の地図は、奈良の大仏を鋳つぶした後でないと出ない。物事には時節がある。