アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

ダンテス・ダイジのホワイト・フォックス

2025-01-27 18:40:03 | 現代冥想の到達点neo

◎だが、おまえもおれなのだ。

(2015-09-19)

 

今日も外国人観光客の人気ナンバーワンの観光スポットは、ホワイト・フォックスの伏見稲荷でござる。

 

そこで、ダンテス・ダイジのホワイト・フォックスの詩。

 

愛も愛情も不安な灰色と化したこの現代に、まだ大金を儲けようという考えから抜け出せない人は、ダンテス・ダイジの歓迎する客ではない。しかしそんな我利我利亡者も彼の一部である。そうした見方は彼のやさしさではあるが、ろくでもない影響を時代に与え続けているという一側面もある・・・・・ダンテスの悪影響。

 

『ホワイト・フォックス

 

ホワイト・フォックス。

おれは、長いこと、

おまえを嫌っていたらしい。

 

女の汚れの中の女。

何一つ見ることのないホワイト・フォックス。

 

おまえの頭は打算だけだ。

フォックス———

だが、

おまえもおれなのだ。

 

666の

黒光りしたクンダリニーとともに

今、

おれはホワイト・フォックスをも飲む・・・

 

白狐。

所詮、おまえの神通力も、

愛の代用品に過ぎない。

 

そして、

いかなる愛も愛情も不安な灰色と化した時、

ホワイト・フォックス 

おまえに一体、

何ができよう。

 

快適で豊富なる暮らしの神。

聖なるマンモン。

白狐。

 

もう、

おれは、

おまえについて、

どんな判断もしやしない!』

(ダンテス・ダイジ/老子狂言からの引用。)

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