モロナイの約束

御霊を受けるために具体的に何をすればいいのですか？


モルモン書には‟モロナイの約束”と呼ばれるものがあります。（モロナイ10：3～）
「それはモルモン書が真実であることを知るための約束」と聞くことがあります。

それは事実ですが、さらに重要な意味がその後に記されています。
「聖霊の力によって、あなた方はすべてのことの真実を知るであろう」（モロナイ10：5）
‟すべてのことの真実”とは何でしょうか。

神殿では‟創造から始まる神の業、そのすべてのことの真実”が明らかにされます。
そうです、‟すべてことの真実”です。

モロナイの約束は、神殿で示されるすべてのことの真実を理解して知るための
‟備えの第一歩”です。


モロナイの約束にはそのために必要なこと、為すべきことが、誰にでも分かるように、
これ以上ないほどまでに丁寧に書き記されています。
求められているのは‟それを実践する”ことだけです。

そこに約束されたことを求める気持ちがあるなら、御霊の助けを求めてください。
神の御心に沿うことですから、真心から求めるなら必ず御霊の助けがあると約束します。
それは神の約束です。

（神殿セミナーでお話しました）

結ぶ実

「彼らが自分自身に呪いを招いた」アルマ3：19


呪いも祝福も、自分で選び、自分自身に招くことになります。

怒りを選べば苛立ちと争いを招くことになり、
赦しを選べば平安と平和を招くことになります。
誰もが‟何を選べばどのようになるか”　薄々は気づいているはずです。


自らの選びによって結果を手にすることになりますが、
実が青くてまだ熟していないこともあれば、実を結ぶための花が咲く前、
もしかすると苗木、或いは種であるかもしれません。

わたしたちは‟いつかその実りが熟すときまで養い育てる”ことになります。
数々の小さな選びによって、実が形作られ、その味（甘さや苦さ）は異なってきます。


実が熟すのは、すぐかもしれないし、数年後、数十年後かもしれません。
その実を味わうときに、喜べるのか、それとも悔やむことになるか、
福音は‟実るもの”を明確に教えています。