永遠を知ると

永遠を知るとどうなりますか？


幼い子どもは自分の行いがどのような結果を招くのかを考えません。
成長するにつれ、行いと結果が結びついていることを理解すると、
‟今何を行うべきか”を考えるようになります。

「これをしたら良くない結果がある」
「こうすれば後で喜べる」
それを知ると行いをコントロールし、賢く生きるようになります。
忍耐することも学びます。
未来に希望を抱き、未来のために選びを考えます。

行動を選ぶ基準に変化が生じます。
‟お小遣いをもらったらお菓子を買って食べる”から、
‟お小遣いをためて欲しいものを買う”に変化します。


前世での出来事と、来世に何があるのかを知ると、
何のために今生きているのかが見えてきます。
それを知ると行動が変わります。
行動が変われば結果が変わり、人生も変わります。

高慢

「教会の人々は次第に高慢になり始めた」アルマ4：6


部屋を掃除すると「きれいになった」と感じます。
散らかって、ほこりをかぶり、汚れていたからです。

しばらくするとまた、散らかって、ホコリが出て、汚れてきます。
でも、‟時間をかけて徐々に”なのであまり気になりません。
気になり始めても、なんとなく引き延ばしてしまいます。
「これはちょっとひどいでしょ」と思うほどになって、やっと掃除を始めます。


こんな言葉があります。
「きれいなうちに掃除をする部屋はいつもきれい、
汚れてから掃除する部屋はいつも汚れている」

分かっていても難しいものです。
「きれいなんだから掃除しなくてもいいでしょ」と思ってしまうのです。

高慢はそれとよく似ているようです。