見えない祝福

見たところ成功しなかったように思われる任務の価値
（わたしに従ってきなさい　9月19日）


主に従えば祝福があって、仕事で成功し、
教会では指導者として奉仕し、家庭は平和で幸福に満たされて…　
そんな祝福にあこがれます。

そうならなかったのは、ふさわしさが足りなかったのでしょうか。
悔い改めが主に受け入れられていないのでしょうか。
何らかの過ち、罪のためでしょうか。

こんなに問題だらけの時代に生まれたのはなぜでしょうか。
福千年のサタンの縛られる時代に生まれていたなら
こんなに苦しみ悩むことはなかったでしょうに、
これは何かの罰なのでしょうか。

なぜ自分は教会とは無縁の家庭に生まれたのでしょうか。
教会員の両親に恵まれ、福音の中で育てられたなら、どれほど幸せだったことでしょう。
なぜこのような苦難を経験しなければならないのでしょうか。

このように祈り尋ねたことがあります。


悩みや苦しみの中から祝福を見出そうとするのは難しいものです。
「これらのことはすべてあなたに経験を与え、あなたの益となる」教義と聖約122：7
どうすればこの言葉に喜びを感じることができるのでしょうか。

見えない祝福よりも見える祝福の方が分かりやすいし、喜ぶことが簡単です。
見える祝福とはこの世的な成功です。
見えない祝福とは霊的な成長のようです。

見えない祝福を見る方法はあるのでしょうか
主の見方、永遠の観点に立つ必要があるようです。

報いを選ぶ

「人は皆、自分が従おうとした者から報いを受ける」アルマ3：27


職場で働けばその職場から報酬を得るのと同様に、
主に従えば主から報いを受け、サタンに従えばサタンから報いを受けます。

働く前に報酬を確認するように、
主に従うことを選んだとき、その報いを聞き、それが心の望みに叶うことを確認しました。

職場での報酬は通常月に一回ですが、主の報いはいつ訪れるでしょうか。
すぐにのこともあれば、数年先、或いは永遠の世でもあるかもしれません。
主を信じる人はそれを信じ、希望を抱いています。


サタンからの報いはすぐに訪れることが多いようです。
その瞬間には喜びをもたらすかもしれませんが、
それをピークに後は下降線となり、その先に真の報いがあるようです。

主の報いはその逆のことが多いようです。
初めは喜ばしく思えないかもしれませんが、その先に真の報いがあります。

近視眼的に見れば、サタンの誘惑に魅力を感じるかもしれません。
永遠を考えるなら選びは明らかでしょう。