言葉を信じた

「彼らがアルマの言葉を信じたからである」モーサヤ25：18


宣教師の言葉を信じたので、教会に行き、モルモン書を読み、福音を学びました。
そして今があります。

彼らの言葉について責任を取るのは誰でしょうか？
彼らを遣わしたイエス・キリストです。

どのようして責任を取るのでしょうか？
御霊による導きを与えることです。

そしてバプテスマを受けて神との聖約を交わしたわたしたちは、
今度は自分が責任を引き受けることを選びました。

すべては宣教師の言葉を信じたことから始まりました。

アイデンティティー

わたしたち一人ひとりは‟天の両親から愛されている霊の息子、娘”です。これがわたしたちのアイデンティティーであり…真の姿なのです。
（キリストに希望を抱く　バラード長老）


identity （アイデンティティー）とは、‟他人から推し測られものではなく、
自分自身という存在に対して自分で定義できる意識を保っているもの”だそうです。
つまり‟自分が何者で、何のために存在しているのか”
という質問の答えではないのでしょうか。

天の両親（神）のことを知って、自分がその子どもであり、
その愛（神から愛されていること）を知れば、心にはどのような変化が起こるでしょうか。

モルモン書の最後の預言者モロナイはこう記しています。
「わたしは…命の安全を得られる場所を求めてさまよっている」モロナイ1：3
この世的にはとても孤独な状態のようです。

こうも記しています。
「わたしは間もなく行って、神のパラダイスで安息を得る…大いなるエホバの楽しい法廷であなた方に会うことになる」モロナイ10：34
霊的には孤独だったのでしょうか。

‟神の子どもとしてのidentity”を持っていなければ理解できないことかもしれません。

子孫

「ニーファイの子孫である人々の他に、誰にも王位が授けられなかった」モーサヤ25：13


「我々は神の子孫なのであるから」使徒行伝17：29
‟子は親からの受け継ぎを得る権利を有する”ということのようです。

神から何を受け継ぐのでしょうか？
その特質です。
それは‟神の持つすべてのものを受け継ぐ”という意味なのだそうです。

それが何なのか、どれほどのものなのか、見当もつきません。
それでもそれを信じて、そのために生きています。

‟神の子孫”となるために犠牲を払うのは愚かなことでしょうか？
それを望むのは無茶なことでしょうか？
それを信じて喜んで生きることができるのは、たぶん幸せです。

皆さんはどう思いますか？

孤独

‟帰属意識を感じられていない”…このような孤独を感じている人が多くいるように思えます。
（キリストに希望を抱く　バラード長老）


どのようなときに‟孤独”を感じますか？

家庭
誰も迎えてくれる人がいない
家庭の中に落ち着ける（安らげる）場所がない
一人での食事、語り合う相手がいない

学校や職場
友と呼べる人がいない
自分の居場所がない
卒業、退職した後に新しい居場所を見つけられない

教会
信仰になじめない
心の思いを話せる相手がいない
建物に入りづらい

周りから非難されたり、仲間外れ、
誰も話しかけてくれないと感じるときにはどうでしょうか。

このような話を聞いたことがあります。
「‟周りに多くの人がいる中で感じる孤独”よりも、
‟周りに誰もいなくて感じる孤独”の方がまだ救われる」

納得できるのは

「彼らには思いも及ばなかった」モーサヤ25：8


ジョセフ・スミスは天父とイエス・キリストの訪れを受けました。
それを宣教師から聞いたとき、「ふ～ん」と思いました。
思いも及ばなかったのです。

自分自身で祈りの答えを受けたとき、「本当にこんなことがあるんだ」と思いました。
そしてついにこう尋ねました。
「ジョセフは本当に天父と主の訪れを受けたのですか？」
自分で経験しなければ、いつまで経っても思いも及ばないことだったかもしれません。


福音を聞いて「そうだよね」と納得している様子を見てこう言いました。
「納得できるのは、自分で経験しているからだと思いますよ、
経験がなければたぶん理解できないでしょうね」

主の愛を喜び合えるのは‟主の愛を感じたことのある人”だけです。
祈りの答えについて理解できるのは‟祈りの答えを経験している”からです。

わたしにはそう思えるのですが、いかがですか？