先週土曜日、1人で出かけて帰って来たら、何となく玄関の雰囲気が違う。
「あれ、なんだろう?」と一歩下がってドア周りを眺めてみると、どうもインターホンが違うような気がする。
でも、人間の記憶っていい加減で、我が家のインターホンってどんなだったか思い出せない。
これだったかな~とよく観察してみたら、真ん中にカメラのレンズらしきものが見えた。
「あれ、カメラつきみたい。やっぱりこれが違うんだ。お父さんったら私のいない間にこっそり取り替えたのね」と確信して、ピンポンしてみた。
鍵は持っていたけれど、カメラに気づいて押したら、夫が喜ぶだろうと思ったのだ。
案の定、夫が中からドアを開けながら「気づいた?」と、嬉しそうに言う。
「うん、どうしたの?」と訊くと、散歩しがてら近くの電気屋さんに寄ったら、かなり値下げしていて、衝動買いしてしまったとのこと。
何度か、「カメラつきにしたいな~」と私が言っていたのが頭にあったのだろう。
こういう、あったらいいな、でもなくても困らない、という物ってなかなか買えない。夫が衝動買いしてきてくれて良かったと思う。
やっぱり普通のインターホンより少しは安心だものね。
ちなみに最初に写ったのは、ファンケル発芽米を届けに来た宅急便のお兄さんだったそうだ。
ところでその夜、食後に二人で杏仁豆腐を食べていた時、夫がスプーンから一口分をぼとっと床に落とした。
おお~と言いながら自分で洗面所のティッシュを一掴み取って来て拭いたのはよかったが、何とそのティッシュは、私が化粧落とし専用に使っている「鼻セレブ」じゃないの
ああ、もう