バスは、7時半に、待ち合わせ場所の読売新聞ビル前を出発。
雨もよいの空からぽつぽつと水滴が落ちだして、雨空に変わっている。
「皆様、今日はあいにくのお天気ですけど、昨日よりはまだましかと・・・」
で始まった、添乗員さんの挨拶に笑いが起きたのは、それがみんなの気持ちを代弁していたからだろう。
中には「ほんとうに行くんですか?」と、前日電話で問い合わせたお客様もいたそうだ。
「決まったからには、何が何でもいくんですよ。ほほほ」
なかなか面白い添乗員さんだ。
みんなの予想を裏切ることもなく、雨はだんだんと激しくなる。
バスの中は、「まあ、こういうのもいいんじゃない」の気分で、意外と明るい。
中山峠を通るので、そうだ、名物の揚げいもだ!
そうしたら、土砂崩れがあって、中山峠辺りで230号線が通行止めになっているとか。
土砂が流れ落ちて道をふさいだのかと思っていたら、そうではなくて、
道自体が崩れたのだと、後でテレビで知った。
復旧の目途は立っていないそうだ。
230号線は北海道の最重要な道路の一つ。
影響が大きいだろうな・・・
うう~む、私の食欲なんてささいなことだけれど、
ク、揚げいももだめか・・・
つづく