「366日誕生花の本」瀧井康勝著、という本を図書館で借りた。
最近読んで面白かった「シクラメンと見えない密室」柄刀 一著の
参考文献リストに並んでいた。
その本によると、私の誕生日3月13日の誕生花は
野萱草 (のかんぞう)、野原でよく見る百合のような花。
地味だな~、
バラや桜までは望まないけど、もう少し華やかなのが良かったな~。
でも、説明によると、夕菅 (ゆうすげ)と同じ仲間のようだ。
立原 道造の詩「ゆうすげびと」のゆうすげ。
ちょっと、嬉しいかも。
花言葉は
「愛の忘却」
忘却なのね・・・まあ、いいか。
それで、ぱらぱらめくっていると、
ゴボウ?
3月29日はゴボウなの?
意外だ、だって、ゴボウは日本にしかないと思っていたから。
読んでみると、日本にしかないわけじゃなくて、野菜として食べているのが日本だけで、
ヨーロッパでは薬草と扱われているのだそうだ。
ゴボウといっても花だから、あのいつの間にか服にくっついているトゲトゲのような花。
花言葉は
「いじめないで」
・・・
いじめてやるー、たたきゴボウにしてやるー!
さらにパラパラすると、8月27日の「ぜんまい」。
地味すぎるわ~。
でも、花言葉は
「夢想」
渦巻きを見ていると美味しい煮物を想像しちゃうわね。
7月29日のサボテン
花言葉は
燃える心
まあ、サボテンといえば熱い砂漠だけど、ぴんと来ないわ。
一番悲惨なのは、2月28日のわら
わら・・・
わらよ、わら
あんまりじゃない。
他になかったの?
それで、花言葉は
一致協力
まあ確かにね、1本じゃどうしようもないものね。
それに、わらで「愛の誘惑」なんて花言葉だったらおかしいよね。
だけど、花はどこ?
366日すべてに花を振り分けていくわけだから、大変だ。
中にはハズレがあっても仕方がないかも。
でも、誕生花には諸説もろもろあって、
2月28日も他の説では、月桂樹、すみれ草などあるから、
自分が気に入った説をとればいいのよね。
まじめに読もうと借りたのに、
わらを見た瞬間、読み方が変わっちゃった(笑)