虫歯の治療に行った。
虫歯は2年前の定期健診で先生が見つけていた。
でも、小さいので次回で良いでしょうと、1度ならず2度3度と先送りにして来た。
でも、さすがにそろそろ潮時かなと思っていたら、体の不調で、
またまた先送り、こうなったら体調の良くなった今のうちにやっておかなければと、
思い切って行って来たのだ。
幸いさほど進行していなくて、一度の治療で済んだけれど、
麻酔注射をして虫歯部分を削るというおなじみの治療。
この治療の欠点は、患部の周囲の悪くない部分まで大幅に削ること。
もったいないな~とため息がでるけれど、それしか選択肢がないのだから仕方がない。
以前、北欧の歯科治療を紹介したテレビ番組を見たことがあった。
ずいぶん昔のことだから、絶対そうだったという自信はない。
だから、間違っていたらごめんなさい。
その治療は、いい加減な私の記憶によると、
歯の悪い部分に薬をしみ込ませて、その部分だけを溶かすというもの。
健康な部分には影響がない。
だから、歯は最小のダメージしか負わない。
しかも痛くないのだそうだ。
なんて良い治療法なのだろう、はやく日本でも普及しないかしらとずっと待っているのだけれど、
一向に出てこないどころか、噂も聞かない。
これだけ情報が発達している世の中、歯科業界の人は知っているだろう。
それなにに、なぜかしら?
そんな治療が出回ったら、削る機器を作っている日本の医療機器メーカーが打撃を受けるからかしらね。
明らかに効果のある外国の薬がなかなか日本で認可されないのも、日本の薬品メーカーへの配慮からだ、
なんてことも聞く。
社会の複雑な仕組みはわからないけど、
患者の負担が少なくて、効果の上がる治療法や薬は、早く取り入れていただけないものかしらね~。