随分長いご無沙汰でした。
申し訳ありません。
中断したきっかけは、腎臓病だと診断されたことでした。
2月に真っ赤な尿がでて病院へ行ったら、泌尿器科病院へ回され、さらに腎臓専門医へ行くように指示されました。
それでも、自分では、風邪をひいたからとか、疲れていたからとか、良い方にとってあまり深刻には考えていませんでした。
ところが、腎臓専門医の診断はIgA腎症。
今すぐどうこうということはないが、治ることはなく、進行していけばいずれ人工透析に至るという病気でした。
聞きなれない病名にピンとこなかったのですが、腎生検を勧められて俄かに現実的になりました。
次回までに考えて来てくださいと、腎生検の説明書を渡されました。
帰って説明書を読んでみると、かなり大変な検査です。
腎臓に針を刺して細胞を取るのですが、5日間の入院24時間動けない、動くと死の危険もあるそうです。
実際亡くなった方もいると書いてありました。
でも、それなしでは治療の方法もないのです。
私自身は元気で、どこか具合が悪いということもありません。
夫は、少し様子を見たらどうだと言うし、私も気が進まなく様子を見ることにしました。
次の診察で、そのように先生にお話しして、しばらく食事制限をすることになりました。
一日エネルギー1600キロカロリー、タンパク質40グラム、塩分6グラム以下。
この食事を毎日続けるというものです。
食事制限では、まあいろいろありましたが、面倒なので詳しくは書きません。
機会があったら書きます。
とにかく、我ながらまじめに取り組みました。
すると、診察の度腎臓の数値が改善されて、8月には所見が消えてしまいました。
腎生検もする必要はないとのことでした。
治ったのですか?と聞くと、そういうわけでもないようです。
一応説明らしきことはしてくださるのですが、私にはどうも話が見えません。
こちらの理解力が不足しているのか、とうてい素人に説明できることではないのか、よくわかりません。
しかたなく、腎臓の悪い部分が老化して自滅したと勝手に解釈しました(笑)
結果的に、塩分は今まで通りですが、タンパク質の制限はしなくてよくなりました。
では、翌日から好きなだけ食べられるかというと、気持ち的にそうは行きません。
次の診察は12月ですが、検査結果が再び悪化していないとは限りません。
治ったわけではないというのですから、そう簡単に制限から自由にはなれません。
それでも、気持ち的には随分楽になりました。
とりあえず、自分でタンパク質は50グラムまでとして、外食では、まったくではありませんが、あまり気を使わないことにしました。
実は一番厄介だったのがお友達やサークル仲間との外食だったんです。
誰にでも言いたい話ではありませんから、できるだけ避けていました。
でも、タンパク質50グラムなら、ランチで外食しても、家での夕食で加減できます。
ざっくりとで良いので気楽です。
先日、たまたま自分のブログを読み返したら、楽しくて、時間を忘れて読みふけってしまいました。
もちろん、読んで楽しいのは自分のことを書いているからです。
それにブログを始めてから10年も経っていることに気がつきました。
腎臓病ショックでほったらかしてあったブログですが、やはり未来の自分のために続けることにしました。
もうすぐ60代も終わるので、カテゴリーは女性シニアに変更します。
10年後に読み返せる健康状態であることを祈って書いて行こうと思います。
書くのはあくまで自分のためですが、もし、読んでくださる方がいらっしゃたら、嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。