最新号のCQ誌の特集は「シャックの構築と整理術」
シャック作りのヒントになるかもしれない。
この種の記事を見るといつも思い出すのは、昔父親が買っていたオーディオ雑誌に毎号のように載っていた読者のオーディオルーム紹介記事だ。よく知らないが、オーディオ界には「オーディオ評論家」という肩書きの人物がいて、専門家として新機種の使用感や音質などの論評やら、その年のBest Buy機種なんかを数名の評論家で点数づけたりした記事が載る。機種を選定するときに非常に参考になるものだ。オーディオルームの紹介は、評論家がそのお宅を訪ねて、観察した実態を記事にしている。スピーカーの配置や、吸音材の配置、アンプなどの機器の組み合わせが、ユーザーの聞く音楽のジャンル(クラシック、ジャズ、ポップス等)と合っているか、もっと工夫するところはないかとか、アドバイスをしている。
一方、アマチュア無線にはプロの評論家というのはいなくて、あくまで文字通りアマチュアの集まりなのかもしれません。ですから、CQ誌では読者自身の原稿による記事が中心で、自分で書くので主観的になりやすい。
もし、プロのアマチュア無線評論家がいれば、読者のシャックの特徴を客観的に観察できるし、いろんな視点で参考になる部分を抽出して情報提供することも可能になるであろう。色々な評論家が多数出てくると、さすがAさんは目の付け所が違うとか、Bさんの指摘はいつもこの部分だねとか、評論家ごとに個性が出て面白いかもしれない。
本文記事は読者の投稿でもいいかもしれないが、コメントをプロ後の評論家(またはCQ誌サイド)が書くとかでもいいかもしれませんね。
CQ誌の変革に、プロのアマチュア無線評論家というややこしい職業の創出に、如何でしょうか。(笑)