NHKでは新年度から、日本人の名前のローマ字表記を従来とは逆の「姓」-「名」の順にするとのことです。
国の公文書はすでに1月から姓が先になっているようです。
NHKの国際放送Radio Japanの英語ニュースをPodcastで聴いていますが、
Chief Cabinet Secretary Suga Yoshihide
Tokyo Governor, Koike Yuriko
Japanese Transport Minister, Akaba Kazuyoshi
Foreign Minister, Motegi Toshimitsu
などと、なっていました。少し慣れずに違和感がありますが直ぐになれるでしょう。
ニュースの冒頭に、ニュースを読むアナウンサーの名前を自己紹介しますが、明らかに苗字は日本人っぽいのですが、本当は欧米人なのか、名ー姓の欧米スタイルで紹介していました。そりゃそうでしょうね。欧米人は逆にする必要ないですからね。じゃぁ、英語の上手な日本人アナウンサーの場合は普通に日本語と同じ順番で名乗るのかな。そうなんでしょうね。
日本人の氏名のローマ字表記は、欧米にならって名字と名前を逆さまにするのが一般的ですが、平成12年に当時の文部省の国語審議会は言語や文化の多様性を生かすため名字を先にするのが望ましいとする答申をまとめています。
こうした中、政府は、来年、東京オリンピック・パラリンピックが行われることなども踏まえ、公文書では、来年1月1日から、原則、名字を先に表記することになりました。
また、名字と名前を明確に区別する必要がある場合には、名字はすべて大文字で表記するということで、政府はこうした方針を、今後、民間企業などに周知することにしています。
こうした中、政府は、来年、東京オリンピック・パラリンピックが行われることなども踏まえ、公文書では、来年1月1日から、原則、名字を先に表記することになりました。
また、名字と名前を明確に区別する必要がある場合には、名字はすべて大文字で表記するということで、政府はこうした方針を、今後、民間企業などに周知することにしています。
のように解説しています。言語や文化の多様性から、というのは良いですね。
自分も意識して日本語と同じ順番でローマ字にするようにしてみたいと思います。