シリコンバレーのマウンテンビュー、ここにはグーグル本社があるところですが、
「バーズ・サンクチュアリ」(鳥たちの聖域)のある、自然保護区域があります。
ここに散歩に行き、水路に向かってカメラを構えていると、
比較的遠くではあるのですが、ペリカン軍団が、離着陸をします。
あたらしくカメラをNIKON1にして、おりしも練習真っ最中のわたし、
ここであたかも航空祭で離着陸する飛行機を狙うように、鳥にシャッターを切る練習。
今日はこの時に撮った写真を淡々と貼っていきます。
会心の出来、というのはありませんが、去年のデジカメよりは少しましかな。
ペリカンは基本水上艇なので、あたかもUS-2のように、水上にしか降り立つことをしません。
しかし、翼が意外なくらい大きく、一瞬で軽々と飛び立ちます。
いつも、離水するときにはどうやっているのだろうと不思議なくらいです。
カモメと違って脚は収納しないようです。
というか、これはもうじき着水なので水かきを出しているんですね。
後ろで羽つくろいしているのもペリカンですが、
飛ぶとき以外は内側にある黒い羽毛は見えません。
着物の裏地みたいなもので、普段は隠していると。
なかなか粋なセンスですね。
この画面だけ5種類の鳥が写っているのが確認されます。
観ていると、微妙に縄張りはあるものの、多種間でケンカになるようなことは全くないようです。
基本水鳥は穏やかなんでしょうかね。
離水した瞬間。
羽をはばたかせると、このようにコの字に羽が曲がるんですね。
なぜか、道路工事の時に使うコーンが落ちています。
ここでは彼らは基本羽づくろいしかしていません。
魚はここにはあまりいないらしく、おなかがすいたら水路を飛び立って、
もっと水のたくさんある場所で魚を取って食べ、終わったらまた帰ってきます。
面白いのは、必ず離着水の方向が同じであること。
左手から侵入し、右手から離水する、というのは暗黙の了解で決まっているようです。
一羽がかえってきて着水しようとしています。
一番先に水かきで降り立つんですね。
水面に対してできるだけストッパーがかかる角度に水かきを調整しています。
着水。
このペリカンは比較的静かに着水していますが、
派手に斜めから着水するペリカンもいます。
ペリカンとはいえ性格出るのかもしれませんね。
一羽が飛び立つと、つられるのか、何羽かがお付き合いで一緒に飛んでいきます。
結構団体行動をする鳥みたいですね。
みんなで餌場に行って、一緒に仲良く帰って来ているようでした。
滑走路?の左端からは時々左に向かって飛んでいく「へそ曲がり」もいます。
バードウォッチングをしている人がいました。
去年ここで買った「ローカルバード早見表」をどこかにやってしまって、
これらの種類を特定することができません。
顔つきから、鵜の種類ではないかと思われます(適当)。
しかし、喫水値の高い鳥だなあ。
一羽だけで所在無げに歩いていた鴨。
仲間とはぐれてしまったのでしょうか。
カメラを向けると大慌てで向きを変え、水に入ってしまいました。
去年もここにいたダイサギ発見。
はっきりと婚姻色を持っています。
水の中を歩きやすい仕様の脚ですね。
こうやって一日魚を探して歩いています。
ちょっとこちらを見ていますが、まったくあわてる様子はありません。
人間にはあまり警戒をしていない感じでした。
たくさんのシギ。
この日こんなにたくさんいたのに、次に行ったら一羽もいませんでした。
何を基準にここに来るのでしょうか。
こういう、便利なのかそうでないのかわからない形状のくちばしをしています。
魚は捕まえにくそうですが・・・・。
これは、レンズの遠近を切り替える実験(笑)をしていました。
すると、足元で動くものがあります。
二羽の小鳥さんたちがいちゃいちゃ?していました。
結構長い間こんなことをしていたので写真を撮っていたら・・・
ふと視線に気づき、
な、何見てんだよ!向こう行けよっ!///
(ほんとーにそう言っているようだった)
と睨まれてしまいました。
お邪魔しました。