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カウントダウンノベルズ 豊島 ミホ 集英社 このアイテムの詳細を見る |
自称ミホちゃんの田舎の親戚のオバサンの私。
ついにこんなきらびやかな世界の人になって・・・という気持ち。
内容は、てっぺんまで登りつめた人、これから登りつめようとしている人、坂を下っている人・・・
J-POPのTOP10にいる人たちの苦悩や焦燥、翻弄、
10通りの人間模様を描いている。
この小説が音楽業界を綿密に取材して書いているのか、
ミホちゃんが中3の時からカウントダウン番組を追っかけしていた成果の想像物なのかわからないが、今までの「青春小説」とは一線を画している。
10代の心の機微を描いた小説は、自分の娘とリンクしたり、
多感だった(?)自分の10代を思い出したりして、共感できたが、
この小説は自分とはちょっとかけ離れた世界にある。
話し言葉が、若者言葉なので、ついていけなくなってきてるのもあるかなあ。
私もうすぐ50才だし、このような小説を読むのは無理があるかなあ。