五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

ジュレ作ってみました

2008-07-28 18:21:08 | うちごはん

この間の法事の時に食べた料理屋の献立を真似して作ってみました。

     

     本物はこれです↓(夏野菜と鮑のコンソメゼリー)

     

本職のはが入っていたのですが、ムキエビ入れました。

自分としては、そんなに遜色ないと思ったのですが・・・ 
所詮、器と鮑の違いじゃん  

以前だったらイタリアンとかフレンチでしかお目にかかれなかった野菜が、普通に産直で100円で売っていたりする。
何年か前だったら、料理の本でしか見た事ない野菜たち、こじゃれた店に行くと
いちいち 「おお、これがズッキーニというものか」 「おお、チコリだ」
なんてありがたがって食べてたけど、
まあ、所詮たいしてうまくもない野菜だ。

なにせ100円で農家の産直で売っている。
自分の中で価値がぐーんと下がった。


マザコン/角田光代

2008-07-28 15:02:01 | 
マザコン
角田 光代
集英社

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この本は、著者の母親が癌の闘病生活だった時期の前後にに書かれたものらしい。
だから、病院が登場する短編が多いのかな。

母親というものはなんて重いのだろう。

たかだか20年間近く世話になるだけの母親にどうして人は愛憎のありったけをぶつけるのであろう。
もはや母親と暮らした年月より母親の元を離れて暮らした年月の方が長いのに、
この母親という呪縛から逃れられないでいる自分がいる。

そんな呪縛を断ち切ろうとしている、
断ち切れないでいるこの短編の主人公はもがき苦しんでいる。

私は娘でもあり、
母親でもある。

重たいな、母親・・・
と私が思っているように、
娘達も私を重たいと感じているのかな