らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

小麦

2014-05-21 | 家庭菜園

今日21日は二十四節気の一つ「小満(しょうまん)」です。
小満とは、秋に蒔〔ま〕いた麦などの穂がつく頃で、ほっと一安心(少し満足)するという意味だそうです。

昔、田畑を耕して生活の糧にしていた時代では、農作物の収穫の有無は生死にかかわる大変重要な問題でした。
そのため、麦などに穂がつくと「今のところは順調で、よかった」とひとまず満足したことから小満と言う名前が付いたようです。

麦と言えば、昨秋初めて小麦を植えた私の菜園でも、見事に小麦色に熟れてきました。
菜園仲間のT氏から種を頂き、昨年10月10日に蒔いた小麦です。

・これがその時の畝です。


・10月15日には発芽しました。


・3月下旬から4月上旬に穂が出始めの頃、数回、花瓶に挿して観賞しましたが、発芽から半年後の今年4月15日には穂先に色がつき始めました。


そして昨日にはすっかり熟れて、このように正真正銘の小麦色に変わりました。
食糧事情が厳しかった子供の頃は、小麦を製粉所へ持っていき、小麦粉と交換してもらったり、祖母が炒った小麦を石臼で挽いて粉にした麨粉(はったいこ)をよく食べていました。


今はハトやカラスなどの格好の餌のようで、飛来してはよく食べています。
ハトやカラスなどの野鳥は、このように外側の藁を倒して食い散らしています。


この小麦は観賞用に栽培しているので、今年秋に植える種用だけ残れば食べられてもOKです。



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3 コメント

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はったいこ (iina)
2014-05-21 09:22:21
こどものころは、はったいこ(麨粉)に砂糖をまぶして食べていました。いまは、麦芽を生かした麦酒のほうです。

また「小満(しょうまん)」は聞きなれませんが、噺家に「柳家小満ん」がいますよ。
http://rakugo-kyokai.or.jp/Performers/Details/0f5c0fa4-ca62-4457-ad1d-9980509a1bed

三社祭には、浅草寺の裏の広場に約100基の神輿が勢揃いして、1基づつ順番に浅草神社で魂をいれて浅草寺に
参った後、町に繰り出します。
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らいちゃんさんへ (sugiura)
2014-05-21 09:57:27
この地方でも今はほとんど見かけません。昔は畑で良く見かけたものです。

菜の花も今の菜花と全く違っています。本当に少しですがといってこの春もよくいただきました。懐かしさで胸が一杯になりました。
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麨粉(はったいこ) (村長)
2014-05-21 22:12:37
今朝カレンダーを見ると小満と書かれていて、何となく見流しましたが、そんな意味だったのですね。

麨粉(はったいこ)、懐かしい響きです。
小さい頃、母の里に行ったら、祖母が砂糖をまぶしてよく食べさせてくれました。
口の傍に粉をいっぱいつけながら、スプーン代わりに木の葉で・・・美味しかったですね。
お茶で捏(こ)ねて食べた記憶もありますよ。

そうですか、小麦粉を石臼で挽いて粉にしたものなんですね。
知りませんでした、ありがとうございます。

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