先日、イヨカン(伊予柑)の収穫をしました。
我が家の伊予柑の木はまだ3年目の若木ですが、一昨年(昨年収穫分)は欲張って10個も実らせました。
・これは一昨年の伊予柑の木です。2年目の若木に10個も生らせました。
一昨年(昨年収穫分)の過剰生産が木に負担となったのか、昨年(今年収穫分)は花芽が7~8芽ついただけでした。
木のためには、これらの花芽については全て摘蕾しようと思いましたが、実りのない寂しさを思うとついつい実らせてしまい、結局、枝ぶりを見ながら4個だけを実らせることにしたものです。
・これが今年実らせた4個の伊予柑です。木の幹は昨年より太くなり、葉も茂っています。
伊予柑も、ハッサクと同様、一般的には12月~1月頃に収穫を行い、1ヶ月くらい籾殻の中に囲っておいて、酸味が抜けて味がまろやかになった頃に食べると美味しいそうです。
そこで我が家でも表皮の色が黄色になった先日、4個全てを収穫したものです。
・これが先日収穫した4個です。まだ少し青みが残っている部分もありますが、木の負担を考えて全てを収穫することにしました。
私の口に入るのは3週間から1カ月後になります。
この試合日本は、前半からオーストラリアのゴール前にロングボールを蹴り込む攻撃で防御に追われましたが、ゴールキーパー川島の好セーブで得点を許しませんでした。
日本も後半、岡崎選手がシュートを打つなどの得点チャンスを作りましたが、得点できず、0-0のまま延長戦に入りました。
日本は、延長後半4分に、左サイドの長友のクロスボールを、途中出場の李忠成が、左足のボレーシュートでダイレクトにゴールに蹴り込み、待望の先制点を挙げました。
この1点を守りきった日本は、1対0でオーストラリアを破って、2大会ぶり4回目の優勝を果たしました。
アジアカップでの4度目の優勝は単独で最多です。
この結果、日本は2013年に開かれるコンフェデレーションズ杯ブラジル大会にアジア代表として出場する権利を得ました。
・延長後半に先制ゴールを決めた李選手です。
今回のサッカー・アジアカップはカタールで開催されましたが、カタールと言えば、1998年10月28日の「ドーハの悲劇」が思い出されます。
この日ドーハのアルアリ・スタジアムで行われたアメリカワールドカップ・アジア地区予選の最終戦で日本はイラク戦いましたが、試合終了間際のロスタイムにイラクが同点ゴールを入れ、日本の予選敗退が決まり、
後に「ドーハの悲劇」と言われるようになった試合ですが、今回のアジアカップではこの悲劇を見事に晴らしてくれました。
ザッケローニ監督ありがとうございました。
日本の選手諸君おめでとうございます。
そして感動をありがとう!
先日、堺観光コンベンション協会の「銀座の柳」の由来についてご紹介しましたが、同協会はこれ以外にも観光案内板を設置しています。
今日は堺市材木町東2に設置されている観光案内板「一休さんと堺の言い伝え」についてご紹介します。
その観光案内版によれば、応仁の乱後、堺に来ていた一休さんは、このあたり(現・材木町東)にあった扇屋から婿入りをお願いされた時、白い扇子に真っ黒なカラスの絵を描いたところ、その扇が次々に売れたそうで、
その様子を堺市民が詠んだ狂歌が次のように伝えられているとのことです。
「一休が 墨ごろも着て 婿入りは 扇に描いた カラスなるらん」
「一休さん」について
案内板にはこの事だけだったので一休さんについて調べてみました。
一休さんは臨済宗の禅僧で、その名を一休宗純(いっきゅうそうじゅん)と言い、「一休さん」の愛称で親しまれていたようです。
出自は後小松天皇(ごこまつてんのう:在位1382~1412)の落胤(らくいん)とする皇胤(こういん:天皇の血統)説が有力視されています。
『一休和尚年譜』によれば、母は南朝方の高官藤原氏の血筋であり、後小松天皇の寵愛を受けていましたが、帝の命を狙っていると讒言されて宮中を追われ、民間に入って一休を生んだと言われています。
一休さんの人柄は自由奔放で、奇行が多かったと言われています。
その奔放の中には、「男色はもとより仏教の戒律で禁じられていた飲酒・肉食や女犯を行った」と言う逸話も伝わっているそうです。
このような彼の戒律や形式にとらわれない人間臭い生き方は民衆の共感を呼び、江戸時代に彼をモデルとして一休咄(いっきゅうばなし)に代表される頓知咄(とんちばなし)を生み出す元となったと言われています。
因みに、幼少時代の有名な頓知(とんち)に、「屏風の虎退治」や 「このはし渡るべからず」があります。
・「屏風の虎退治」
足利義満が一休に出した問題の一つで、
「屏風絵の虎が夜な夜な屏風を抜け出して暴れるので退治して欲しい」と義満が訴えたところ、一休さんは「では捕まえますから虎を屏風絵から出して下さい」と切り返し、義満を感服させました。
・「このはし渡るべからず」
桔梗屋が一休さんに出した問題の一つで、
店の前の橋を一休さんが渡ろうとすると、「このはしわたるべからず(『この橋を渡るな』の意)」と書いてある、との問いに対し一休は、「この端(はし)渡るべからず」と切り返し、橋の真ん中を堂々と渡った、と言うものです。
子供の頃によく聴いた懐かしい頓知(とんち)話ですね。
家庭菜園における冬の作業の一つに「寒起こし」があります。
今日はこの「寒起こし」についてご紹介します。
「寒起こし」とは、厳冬期に畑の土を掘り起こし、耕地の表層と深層を入れ替える作業で昔から農家で行われている農作業です。
・収穫が終わった畝です。
この「寒起こし」は一般的には「天地返し」と呼ばれており、その目的は、
・寒気に耕地の表層と深層を入れ替えることで、深層で越冬しようとしていた害虫、雑草の根、土壌病害の原因となる病原菌を寒さに晒して退治すること。
・前回耕作で使用した肥料が深層に溜まってしまうため、その堆肥を表層に出すことで均一化することができる。
・この作業によって、掘り起こされた土の塊は寒さのため凍ったり解けたりして細かく隙間の多い柔らかい土になること。
等の効果があることに加え、連作障害の回避にも繋がると言われています。
・スコップで30㎝位の深さに掘り起こして天地返しをした畝です。
私は冬季に収穫後未使用の畝が生じるとスコップで30㎝~40㎝位の深さに掘り返すこの「寒起こし(天地返し)」を毎年行っています。
・寒起こし(天地返し)後1週間ほどで土はよく乾き、塊が砕け始めます。
当地の稲作だけの専業農家では、一部で厳冬期に田畑を耕している人もいますが、大多数は春先まで休耕にしています。
家庭菜園では狭い耕作地で多種類の野菜を栽培しているため、連作障害や病害虫の発生を防ぐためにも、厳冬期のこの作業は土作りに欠かせないものと思っています。
今日は先日撮影した野鳥2種をご紹介します。
この鳥は多分「ツグミ(鶫:異称チョウマ)」ではないかと思います。
比較的大きな鳥で、10mくらいまで近づいたのでズームで撮影しました。
・このツグミはあたりを警戒しながらミミズなどの餌探しで忙しそうに歩きまわっていました。
ツグミを広辞苑で調べたところ、スズメ目ヒタキ科の小鳥で、シベリア中部から東部で繁殖し、秋に大群をなして日本に渡来するそうです。
背面は大体黒褐色で栗色が混じり、目の部分に黒斑があります。
全長は20~35センチで日本には約20種が分布しているそうです。
主として林や田の地表で昆虫を採食する小鳥のようです。
・警戒しながらも余り人を恐れる様子はありませんでした。
こちらは「ハクセキレイ(白鶺鴒)」だと思います。
セキレイ(鶺鴒)はスズメ目セキレイ科に属する小鳥で、長い尾を上下に振る習性があります。
私の住まいしている大阪南部の熊取では、最近、道路に舞い降りて餌を探す「ハクセキレイ(白鶺鴒)」をよく見かけます。
・このハクセキレイも餌探しで忙しく歩き回っていました。
・この鳥も10mくらいまで近寄って餌探しをしていました。傍で見ると本当に可愛いです。
元気に餌を探しまわっている可愛い野鳥ですが、鳥の世界では強毒ウイルスが猛威をふるっており、養鶏に甚大な被害をもたらしています。
大阪ではまだ野鳥の変死は報告されていませんが、兵庫県伊丹市のため池で昨日野鳥が死んでいるのが見つかり、県では池に近づかないように注意を呼び掛けています。
畑に舞い降りて10mくらいまで近づいてくるこれらの野鳥にはウイルスがいないことを祈るばかりです。
ドーハで行われているサッカーのアジア杯は準決勝の2試合が行われ、ライバル韓国と対戦した日本はPK戦の末、2大会ぶりに決勝に進出しました。
この試合、韓国は流石に強く、前半・後半の90分では決着がつかず1-1のまま延長戦に入りました。
15分ずつの延長戦では、前半に日本が、後半には韓国がそれぞれ1点ずつを入れ、結局120分の延長戦を戦っても2ー2のまま決着がつかずPK戦にもつれこみました。
PK戦では、日本が先蹴りで始まり、最初にキックした本田、2人目の岡崎が決め3人目の長友は外しました。
これに対し韓国は1人目と2人目のキックがいずれもGK川島に止められ、3人目のキックはゴール右に外れるというまさかの3連続失敗でした。
この後、日本は4人目が決めれば勝利確定と言う重圧の中で今野が冷静にキックして決め、結局3-0で韓国を破り決勝進出を決めました。
もう1試合はオーストラリアが6-0でウズベキスタンに大勝し、初の決勝進出を決めました。
この結果、日本は2大会ぶり4回目の優勝を目指して、初優勝を狙うオーストラリアと29日に対戦することになりました。
決勝でも昨日のような粘り強い試合展開で勝利を収めてほしいと思います。
優勝目指して 頑張れニッポン!
キウイフルーツの剪定には「切り戻し剪定」と「間引き剪定」があります。
・「切り戻し剪定」は、枝を途中から切り、勢いの良い枝を出させる剪定です。短く切れば切るほど強い枝が出ますが花芽はつきにくくなります。
・「間引き剪定」は、 枝元から枝を切り除く剪定で、残った枝が充実して花芽がつきやすくなります。
我が家の場合は当初の枝の誘導が出来ていなかったので、両方の剪定方法を併用し、枝の更新を図りつつ整枝しています。
・剪定前のキウイの棚です。
剪定に当たってはキウイの結果習性を念頭に置く必要があります。
キウイは、前年の7~8月に伸びた枝の葉の付け根に芽ができます。
その芽が4月に発芽し、新梢が伸びて、その新梢の葉の付け根から7枚目位のところまでに花が咲きます。枝先には花芽はつきません。
更に、前年に着果した枝では果実が着生した位置より先端の芽にしか花を着けません。従って、剪定の際には、前年の結果部位より先の芽を残す必要があります。
・剪定後の棚です。
「基本的な剪定方法」
・昨年果実が着生した20cm以下の枝は基部から切り取ります。但し、周囲に枝がない場合は基部の芽を確保するため基部から2節残して切り返し、枝が出るのを待ちます。
・結果母枝の切り返しの目安は、枝の長さが85cm~150cmの場合、前年果実がついた枝では最終着果節から先端側5~7節を残して切り返し、つかなかった枝では基部の芽から先端側5~7節を残して切り返します。
・充実した結果母枝を1㎡当たり2~3本残します。
充実した枝とは前年の7月頃までに生長が停止し、節間がややつまり気味で、表皮が灰褐色した芽の大きい枝です。
・最後に内側に向かって伸びた枝や交差する枝を枝元から切ります。
・剪定後の棚を上から見たところです。です。
これだけ枝を落としても春先には各芽から新梢が伸びて棚いっぱいに枝が拡がります。
「銀座」と言えば,繁華な街区をその土地の名前を冠して「○○銀座」と呼んでいる地方都市が今では全国にありますが、その本家本元の東京の「銀座」の名前の由来が大阪府堺市からということをご存知でしょうか?
今日は「銀座」の由来についてご紹介します。
堺市の(社)堺観光コンベンション協会は、市内に潜在する伝説や昔ばなしを掘り起こし、観光客に堺の歴史・文化の奥深さを伝え、”町歩き観光”をさらに楽しんでもらうために、旧市街地5ヶ所に観光案内板
「堺の昔ばなし」を設置しています。
その中の一つ、堺市役所北側に設置されている案内板に「銀座の柳の言い伝え」が紹介されています。
それによれば、東京の銀座と言う地名は、江戸時代に堺から移り住んだ銀細工職人が銀貨を鋳造した地であったことから「銀座」と呼ばれるようになったそうです。
また、今も銀座に柳が植わっているのは、「職人たちが堺を懐かしんで堺から移植したから」とのことです。((社)堺観光コンベンション協会HPより)
因みに、柳は堺市民の木になっているそうです。
東京の銀座の地名も銀座の柳も、大阪の堺市が由来だったのですね。
今日は、又しても発生した宮崎県の鳥インフルエンザについて調べました。
昨年、口蹄疫で大変な被害を受けた宮崎県で、今度は高病原性鳥インフルエンザが発生し、養鶏場で飼育している約1万羽のニワトリ全てを殺処分にしました。
感染が確認されたのは宮崎市の1万羽余りのニワトリを飼育している養鶏農場で、一昨日36羽が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査で6羽から高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたそうです。
同県では2007年(平成19年)1月にも高病原性鳥インフルエンザが発生し、3月に終息するまでに約20万羽が殺処分されています。
養鶏場での高病原性鳥インフルエンザは、最近では昨年12月に島根県安来市で確認されていますが、野鳥では、昨年10月以降、鳥取県や稚内市、福島県などでで確認されているそうです。
更に、鹿児島県の出水平野のツル越冬地でも昨年暮れに鳥インフルエンザが、そして昨日には北海道道東部の浜中町でオオハクチョウから鳥インフルエンザが確認されました。
人への感染については、食品安全委員会によると『鳥インフルエンザは胃酸に弱く、またウイルスが人の細胞に入り込む為の物質も鳥と異なりるため、肉や卵を食べても人には感染しない』と言われており、いたずらに不安に陥ったり、混乱しないよう冷静に対処するよう呼びかけています。
2007年(平成19年)に宮崎県で発生した高病原性鳥インフルエンザの感染ルートは渡り鳥からネズミを介して感染した可能性が指摘されていましたが、未解明のままとなっています。
仮に感染ルートが野鳥だとすれば、渡り鳥の飛来地となる日本は全国どこでも鳥インフルエンザの発生が懸念され、これと言った防除の方法はありません。
自衛策としては、養鶏場に野鳥やネズミがが入らないように工夫することだけでしょう。
宮崎県の養鶏業者の皆様には行政と協力して鳥インフルエンザの感染防止に努め、1日も早く終息することをお祈り申し上げます。
今日は健康野菜「ヤーコン」とその健康効果についてご紹介します。
「ヤーコン」はキク科の多年生草木で、原産地は南米アンデスの高地地方です。
日本には1970年代に一度渡来したそうですが定着せず、現在栽培されているものの殆どは1985年にニュージランドから輸入されたものだそうです。
・冬になってすっかり枯れたヤーコンの茎です。
ヤーコンは地中に塊根と塊茎の二つの栄養器官を持っており、塊根(芋)は食用に、塊茎は繁殖用(苗)に利用されます。
塊根(芋)には水分が多く、シャキッとした食感とほんのりとした甘味があって、原産地の古代インカでは果物のように利用されていたそうです。
現在でも現地では、芋は食用に、若葉はスープやサラダに、、茎と葉はお茶の素材の一つとして使われているそうです
・ヤーコンの貯蔵根(芋)です。
サツマイモに似ている塊根は、貯蔵栄養素としてデンプンではなくフラクトオリゴ糖を大量に蓄積しており、生で食べると甘く、シャキシャキした梨に近い感触があります。
・上にある赤い部分が地下茎の芽(鱗片葉の腋芽)です。これは来年の種イモになります。
「健康効果」
・整腸作用と便秘解消効果・・・・フラクトオリゴ糖は腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増加させ、大腸菌などの悪玉菌を減少させます。そのため、便秘の解消や脂質代謝を改善します。
・虫歯予防・・・・フラクトオリゴ糖は虫歯菌の栄養源にならないので、虫歯になりにくいといわれています。
・中性脂肪や血糖値、血圧の低下が期待できるといわれています。
ミネラルやフラクトオリゴ糖が豊富なヤーコンは、糖分を取りすぎの方やダイエットをしている人、また健康を気にしている人にはお奨めの食材のようです。
・肉色は種類によって白色からオレンジ色のものまであるようです。
「食べ方」
おいしい食べ方について調べてみました。或るHPに次のように書かれていました。
1.天ぷらが一番・・・ ヤーコンの皮を軽く剥いで輪切りにし、少しころもをつけて揚げます。他には、ヤーコンを短冊に切り、玉ねぎ、ニンジンなどと一緒にかき揚げにするのもおいしく食べられます。
2.サラダで食べる・・・さらしたヤーコンの水をよく切り、薄くスライスして胡瓜やパセリ、レタスなどと共にサラダに和えて頂きます。梨のような食感が一味違ったサラダとなります。
3.ニンジン、大根、胡麻、鷹の爪などと一緒にきんぴらにして食べる。
4.ヤーコンとにんにくの炒め物にする。
5.ジャガイモや玉ねぎと一緒にコロッケにしたり、ヤーコンのお浸しにします。