ペットに犬を飼っているご家庭が多いと思います。
犬は可愛いですよね。
飼い主である主人の言うことをよく聞いてくれます。
そして、ストレスの溜まった私たちの心を癒してくれます。
愛犬にはいつまでも元気でいて欲しいのですが、犬にも老化があり、寿命があります。
犬の老化は、思った以上のスピードで進行するのだそうです。
そこで今日は犬の老化について調べました。
「犬と人の年齢比較」
下の図のように、犬の年齢は小型犬で人間の4~5倍、大型犬なら7~8倍のスピードで進行すると言われており、一般的に小型犬・中型犬で10歳、大型犬で7歳、超大型犬では5~6歳くらいから、老齢期を迎えるのだそうです。
「犬の老化のサイン」
犬は飼い始めて5年から10年ほど経つと、老化が始まります。
そこで犬の老化の見分け方についてご紹介します。
1.多くの犬は歳を取ると下を向き、とぼとぼ歩くようになります。 これは足腰や首などの筋力が落ち、背中が丸くなるからです。
2.聴覚が衰えます。所謂耳が遠くなってきます。 その症状は、名前を呼んでも反応しなかったり、飼い主が帰ってきたドアの音にも気付かずに寝ていたりします。
3.視覚が衰えてきます。 犬には人間のように老眼はありませんが白内障はあります。眼球が白く濁ってきてものが見えづらくなってきます。
夜の散歩を嫌がるようになったり、歩いていてものにぶつかるようなことが続いたら要注意です。
4.臭覚が衰えてきます。 臭いが分かりづらくなったり、胃腸が弱ってお腹を壊しやすくなります。
5.適正体重を把握しておくこと。 老化で太りやすくなる場合と痩せていく場合があるので、適正体重を把握しておく必要があります。
6.咳がでやすくなる事もあります。 もし首輪が負担になるようであれば胴周りも同時に締めるタイプのハーネスに替えることも一つの方法です。
「老化を迎えた犬のケア」
老化が進むと犬も人と同様に、体が思うように動かなくなったり、これまでできていた簡単なことができなくなります。
・そんな時は、無理に今までと同じ運動させることはせずに、動きが鈍くてもできる運動に切り替えてあげましょう。
・また、外が好きなワンちゃんなら、だっこしたり、距離を短くするなど負担を軽くして、外に出たい欲求を満足させてあげることも大切です。
・そして、室内で構わないので、それまで以上にスキンシップを取ってあげて不安を取り除いてあげてください。
・体の面だけでなく、メンタル面を充実させるためにも、普段からお友達のワンちゃんとふれあう機会を作ってあげて、メリハリのある生活を送らせてあげるようにしましょう。