らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

じゃがいも

2007-12-29 | 家庭菜園

ジャガイモと言えば北海道ですね。
ジャガイモは冬を越すと澱粉が糖に変わり甘みが増して美味しくなります。

だからこの季節の北海道産のジャガイモは美味しいのでしょうね。

これからがジャガイモの美味しい季節と言うところでしょうか。

あの有名な「石狩鍋」にはこの北海道の美味しいジャガイモが入っています。

我が家は北海道産ではないが、自家製のジャガイモを鍋の具として入れています。

甘みがあって一味違った美味しさが味わえます。
大阪では鍋物にジャガイモを入れないので聞いた人はびっくりします。

そのときには「石狩鍋」の話をして話題を膨らませます。
   一度お試しあれ!


さて、今年も我が家では春ジャガイモと秋ジャガイモを植えました。

秋ジャガイモは例年より少し遅く、9月になって植えたので出来栄えを心配しましたが、思いのほかよくできました。

我が家で植えるジャガイモは男爵、メークイン、キタアカリ、の3種類です。
他にも農林1号、紅丸、など沢山種類がありますが植えたことはありません。

因みに男爵の名前の由来は「川田龍吉男爵」からきているそうです。
川田男爵はこの芋をイギリスから最初に導入し栽培した人です。



(一言メモ)            
 ジャガイモの原産地は南アメリカのアンデス山脈の高地と言われています。

 15世紀の終わり頃にヨーロッパへ伝わり、さらにアジア、インドネシアから日本に
 伝わったのが17世紀の始め頃と言われています。

 主な種類の特徴
  「男   爵」 丸い形をしている。ほくほくして粉を吹いたようになる。
           煮崩れしやすい。コロッケ、サラダなどに調理される

  「メークイン」 細長い形をしている。煮崩れしにくい。
           肉じゃがやカレーなどに調理される。

  「キタアカリ」 男爵と同じ種類で丸い形をしている。
           栗ジャガとも呼ばれておりホクホクとして甘みがある。
                                            
       


 


レモン

2007-12-26 | 家庭果樹

「ファーストキスはレモンの味」とか「酸っぱい中にほのかな甘さがある」などと、甘いフレッシュなイメージのレモン。

今年は我が家でも、鉢植えのレモンが沢山実をつけました。

鉢植えでも手軽に実物が楽しめることが家庭果樹栽培の醍醐味ですね。
でも、これだけ実をつけると来年が心配です。

裏年となって、花が咲かない可能性があります。ほどほどに実をつけるべきでした。

現在市販されているレモンは、その殆どがアメリカからの輸入物と言われています。

そのような中で国産自家製のレモンを使用できるのは有難いことですね。

レモンにはビタミンCが豊富に含まれています。

農水省のガイドラインでは、1個で「20mg」が含まれているとされています。

風邪予防や疲労回復に効果があるようです。

年末でお疲れの皆さん、風邪をひかないようにビタミンCを充分補給しましょう。


(一言メモ)
 レモンの原産地はインド北部とされており、アラビア人によってヨーロッパに伝わっ
 たそうです。

 日本には明治初期に伝わり、主な生産地は瀬戸内沿岸の広島、愛媛などとなって  
 います。 
 
 レモンは別名「くえん」と言い、クエン酸の名前はこれに由来するそうです。

 


 


クリスマスツリー

2007-12-24 | クラフト

今日はクラフトについて書きたいと思います。

家庭菜園とどのような関係があるのかって?

心は、どちらも手で作って結果を楽しみます。

どうでしょうか。この謎かけは。

冗談はさて置き、らいちゃんの住んでいる住宅地内にはいろいろなサークルがあります。

先日そのサークルの1つでクリスマスツリーとクリスマスリースを作りましたので紹介します。

この画像がその作品です。


クリスマスツリーは布と綿を縫い合わせ、飾り付けについては一部を買いましたが、殆どは手で作った、 正真正銘のクラフトです。

リースについては近くの山で、蔓、松ぼくり、木の実などを集めてきたようです。

参加した皆さんの感想は、出来栄えは兎も角、苦労して作り上げたことに満足感を得ているようです。

全国各地において華やかなイルミネーションが飾られていますが、このような質素なデコレーションでも、キリスト様は喜んで下さるでしょうね。

 

(一言メモ)
 イエスキリストは紀元前4年頃の12月25日に馬小屋で生まれたと言われています。

 キリスト教徒にとっては、クリスマスはイエスキリストの生誕を祝う非常に重要な日
 ですが、今や日本を始め世界各地において祭典と化しているように思います。

 特に日本では商業的な色彩が年々強くなっているように感じますが、このような傾
 向を皆さんはどのように思われますか?
 


キウイフルーツ

2007-12-23 | 家庭果樹

家庭で菜園、果樹を栽培する楽しみは、いろいろな品種を少しづつ植え、それが生長し、そして実り、最後に収穫することにあります。

自分なりに手入れした植物が花を咲かせ、果実を実らせたとき、あるいは畑で収穫するときの喜びは筆舌に表せないくらい嬉しいものです。

我が家では、菜園については遊休地を少し借り入れ、果樹については狭い庭や植木鉢を利用して栽培を楽しんでいます。

今日は庭に植えているキウイフルーツを紹介したいと思います。

この木は10年位前に植えた木ですが、3年前に 訳あって枝を落としてしまいました。

その後、再度育てることにして棚を作りました。

それが今年3年ぶりに少し実をつけたものです。

来年以降も収穫が増加するように頑張って育てたいと思っております。

(一言メモ)
 キウイの原産地はニュージランドかと思いきや、以外にも中国でした。
 中国原産の果物がが何故キウイなのか?

 20世紀の中頃、中国の旅行者によってニュージランドへ持ち込まれ、その種子を 
 いち早く果樹として改良し、栽培したようです。

 その果樹がニュージランドの国鳥である「キウイバード」に似ているところからキウ
 イフルーツと名づけられたと言われています。

 日本には1960年代に持ち込まれたようです。

 現在では、全国各地で栽培されるほどの大衆フルーツになっています。


水菜、白菜

2007-12-22 | 家庭菜園

今日は冬至です。

一年で昼が一番短く、夜は一番長いと言うことは誰もが知っていますが、二十四節気の最後の節気という事も知っておいてください。

昔からこの日にカボチャを食べると、病気にならない、風邪を引かない、長生きするなどと言われており、今日はスーパーではカボチャが良く売れているのではないでしょうか?

また、ゆず湯に入ると、一年中無病息災で暮らせるなどとも言われています。

このような習慣、風習は古き日本の良き伝統として、そして文化として残しておきたいものです。

我が家でも、今日は自家製のカボチャの煮物が出ることでしょう。

さて本題の水菜について書きたいと思います。

水菜は別名「京菜」とも言われています。

この名前の通り京都が原産地で、江戸中期頃には栽培されていたようです。

このブログで今までに7~8種の野菜について書いてきましたが、日本原産の野菜を書くのはこれが初めてです。

何か嬉しいような気持ちで書いています。

今年は私の菜園でも水菜が大きく生育しました。

この野菜も次のような栄養素が豊富に含まれています。

ビタミンA,C、鉄分、カリュウム、カルシュウム、食物繊維、などです。

ここで栄養素について至極簡単に書きます。

.ビタミンA  (目や皮膚の粘膜を保護し、視力の低下、動脈硬化の予防、骨、歯に 
          効果が期待される。)
.ビタミンC  (鉄分の吸収を助け免疫力を高める効果が期待できる。)
.鉄 分    (貧血、動悸、息切れ、疲れ予防が期待できる)
.カリュウム  (利尿作用や塩分を排出する作用があり、脳卒中、心臓病、高血圧
          の予防に効果が期待できる)
.カルシュウム(骨、歯を作るために欠かせない)
.食物繊維  (排便を促がす)

水菜はやはり鍋物や煮物が一番かと思います。

でも我が家では、2ヶ月くらいの若いときに採って、サラダで食べてみました。
採れたての水菜は、新鮮で大変おいしいです。

一度お試しあれ。


次に白菜です

今年の秋は気温の高い日が続いたため、害虫がたくさん発生し、穴だらけの白菜となりました。

出来るだけ農薬は使用したくないので、葉っぱが巻き始めるまでの幼少期に、最小限の使用にとどめました。

それでも青虫や夜盗虫などが付くので毎日畑に行き、見つけ次第取り除くようにして育てました。

収穫時期の今は大きく育っていますが、中には白菜の芯の近くまで夜盗虫が入っているのもありました。

我が家では、鍋、漬物、そして煮物にして食べています。

(一言メモ)
 白菜の原産地は中国と言われており、明治初期に日本に入ったようです。

 この野菜もビタミンC、カリュウム、食物繊維などが含まれており、血液安定、整腸
 作用、動脈硬化の抑制など、健康には良い食物です。

 皆さん、野菜をたくさん食べて健康になりましょう。 !

 


中国野菜2種

2007-12-21 | 家庭菜園

最近、食の安全が問題となっております。

特に中国からの輸入食物は、日本や欧米の安全基準を満たしていないものがあると指摘されています。

ところが中国野菜は美味しいので、日本ではすっかりお馴染みになっています。

そこで安全で美味しい中国野菜を食べたいと、次の2種類を植えました。

1つは青梗菜です。



この野菜はβカロチン、ビタミンA、C、カルシュウム、鉄分、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれた緑黄色野菜です。

熱さまし、胸やけに効果があると言われています。

調理方法は炒め物、スープ、煮込み料理、などで美味しくいただけます。

原産地は地中海沿岸のトルコ~バルカン半島といわれています。

中国原産とばかり思っていましたが、認識を新たにしました。

日本には1970年の日中国交回復の頃入って来たようです。



 

もう1つはターサイ(中国名 ターツァイ)です。



ターツァイとは中国語で「つぶれた」の意味です。
その意味の通り葉が地面に沿って横に広がって成長します。

この野菜も中国を代表する冬野菜の1つです。

青梗菜と同様にβカロチン、ビタミンC、カリュム、鉄分、などの栄養素が豊富に含まれた緑黄色野菜です。

骨や歯が弱い人にお勧めです。

調理は、油で炒め物にするのが一番美味しくいただけるように思います。

(一言メモ)
 今、欧米をはじめ世界各地で日本食ブームがおきています。

 これは野菜と魚をたくさん使用した日本食が美味しいのはもちろん、世界一の長
 寿国になった日本人の食事と関係があるのではないかと思われているのではない
 でしょうか?

 先日のミシュランの星によるランク付けも、史上最高の191店が認定されました。
 このうちの大半が日本料理やすし、ふぐ、天ぷらなどの専門店です。

 これらの認定された有名店ではなかなか食事ができませんが、せめて身近な野
 菜を材料として安全で美味しい家庭料理を食べたいものですね。


 

 


ブロッコリー

2007-12-14 | 家庭菜園

植物は子孫を残すためつぼみを作り、花を咲かし、そして種子を作ります。
その種子によって永永と生き続けているわけです。

種子を作るために、つぼみには沢山の栄養が集中します。

私たちが食べている大半の野菜は、大根、ごぼうなどの根菜や白菜、キャベツなどの葉野菜ですが、ブロッコリーについては栄養豊富なつぼみを食べているわけです。

この野菜は約1万個ぐらいのつぼみが集まって出来ています。
春先まで収穫せずにいますと、当然たくさんの花が咲きます。
そしてその花を楽しむことも出来ます。

今年は私の家庭菜園でもブロッコリーが大変よく育ちました。

「農林水産消費安全技術センター」によれば、別名「栄養宝石の冠」と呼ばれ、カロチン、ビタミンC、鉄分、食物繊維、が豊富に含まれており、風邪の予防に効果的とのことです。

このように栄養バランスに優れたブロッコリーを減農薬で自家栽培し、食卓に並べられることは本当に贅沢なことですね。

これも家庭菜園の喜びの1つですね。


(一言メモ)
 ブロッコリーの原産地は地中海地方と言われています。
 日本に伝わったのは弥生時代、戦国時代、江戸時代、明治初期など諸説ありま
 すがはっきりしません。


丹波黒豆

2007-12-12 | 家庭菜園

今年は、国内においてもまた海外においても、食の安全が脅かされた1年となった。

それを象徴するかのように、今年1年の世相を表す漢字1文字が、「」の文字で、本日発表された。

大阪の高級料亭の船場吉兆による牛肉を始めとする各種の産地偽装、「赤福」、「白い恋人」や「ミートホープ」にみられる消費期限の改ざんや偽装牛肉など、我々消費者を馬鹿にしている企業、経営者が目立った年であった。

日本人の誇りとする礼節と実直な心はどこにいったのでしょうか。

さて、私も産地偽装ではないが、丹波黒豆を今年はじめて栽培した。

昨年お向かいのご主人に丹波黒豆を頂いたので、その一部を今年植えてみたところ、順調に育ち、今月収穫したところである。
(この豆は10月頃に枝豆として食べると大変おいしくいただけます。)

写真は乾燥させているところであるが、この後、黒豆を取り出し、正月の「祝い肴三種」の一つとして、煮豆にする予定である。

ところで、大阪府在住の私がこの黒豆を「丹波黒豆」だと言って販売したとすれば産地偽装となるのでしょうね。

しかし、もし私が経営者でもそのような表現はしないでしょうね。

目先の利益とその大きなリスクを比較すれば、自ずと結論が導き出されると思いますから。

ともあれ家庭菜園ではどこの種であっても、収穫できればそれで充分なので気が楽ですね。

(一言メモ) 
 黒豆の原産地は中国で特に黒龍江省産が良質とのことです。 
 日本では篠山市の丹波黒が有名で高級品とされています。
 レシピは煮豆、黒豆ご飯などありますが、やはりお正月にいただくお節の「祝い肴   
 三種」の1つである黒煮豆がよく知られていると思います。
  
  ちなみに「祝い肴3種」とその言われ 
 ・「田作り」 片口イワシが肥料に使われていたことから、豊作を願う 
 ・「数の子」 卵の数が多いことから、子孫繁栄を願う 
 ・「黒 豆」 黒には魔よけの力があるとされていることから、まめに(勤勉)働き、
              まめに(健康)に暮らせることを願う


芽キャベツ

2007-12-11 | 家庭菜園

昨年「プチヴェール」と言う野菜の特集をテレビで観ました。
この野菜は数年前に静岡県で開発された、結球しない芽キャベツの新しい品種だそうです。
静岡県では人気があり、大変甘くておいしいのでよく売れているとのことでした。

我が家においても「プチヴェール」ではありませんが、今年初めて芽キャベツを植えてみました。

苗木を2本購入して植えてみたところ、やっと大きくなり、各々の茎に小さなキャベツの玉がたくさんつきました。

家庭菜園の楽しみは、いろいろな野菜を作れるところにあります。
どの作物も収穫する時の喜びは格別です。
初めて植えたプチヴェールを本日少し収穫しました。
早速、シチューや煮物で食してみたいと思っています。


(一言メモ)
 芽キャベツは別名「姫甘藍」、「子持甘藍」と言われています。
 原産地はベルギーのブリュッセル地方と言われており、日本には明治時代に
 伝わったそうです。
 特徴は1本の茎に直径3~4㎝の小さなキャベツの玉がが50程なることです。
 ビタミンCが多く含まれ、シチュー、和え物、煮物、サラダなどで食します。


大根

2007-12-09 | 家庭菜園
大根のおいしい季節がやってきました。

この野菜は一年中栽培されており、季節に関係なく食べられますが、私は秋から冬にかけて食べるのが一番好きです。

どのような料理にも使えますが、おでんや鰤大根(ぶりだいこん)などの煮物で食べるのがいいですね。甘みがあって大変おいしいです。

我が家の狭い農園にも、いま大根が大きく育っています。
女性の白い腕のようなすらりとしたきれいな形のものもあれば、土の中で二股に分かれて悩ましい形をしたもの、それ以上に分かれた芸術的なもの等あり、収穫するときの喜びが倍加する思いです。

そういえば、大根役者、大根足などと悪い形容詞で使われることが多いこの野菜ですが、別名は蘿蔔(すずしろ)と言って、仁徳天皇が女性の白い腕に例えて読まれた歌があるとのことです。

もし過去に侮辱された経験のある方は、「美しい白い腕の形容詞もあるよ」と教えてあげてはいかがでしょうか。

(一言メモ)
 大根の原産地は、地中海地方と言われているようですが、諸説あってはっきりし ません。日本には弥生時代に中国から伝わったそうです。
 この野菜は食物繊維が豊富でビタミンCやB2が多く含まれており、健康野菜と して昔からよく食されているそうです。