ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

苦情・苦言への対応

2006年11月28日 | 愛ある辛口
今日、とあるショッピングセンター内の某ドーナツショップでの出来事。
いつものようにドーナツを購入。エリーと食べ始める。
ん?なんだ、このドーナツ?
ダブルショコラなのに、なんだこのマーブルな生地は???

そう。ここのドーナツ、なってないんだよ。
学生の頃、渋谷公園通りにある同じドーナツショップでアルバイトをしていた私だから、ちょっとのミスも見逃さないぜい!!
ダブルショコラは、丸型なんです!完全の!!
ファッション系とは違って、きれいな丸の形を保ってこそ、おいしいのです!

・・・お金、払っているので、とても悲しい気持ちになります。
ここは、前もそうだったんです。チョコレートのコーティングがしょぼかったり、小さいドーナツがいくつか入っているシリーズの大きさが、えらいマチマチだったりしてたんです。
どうせ利用するなら、おいしく、楽しく、感じよく利用したいじゃないですか。
日々の格闘の中の、コーヒータイムというひとときを、ほっと安心して過ごしたいじゃないですか。

・・・というわけで、苦情出してしまいました。本社HPから、お客様相談室みたいなところへ・・。
以下、苦情内容。

~利用するたびに、ここのドーナツの形といい、チョコレート等のコーティングといい、すべてがなっていない。

詳細
・今日の話ですが、ダブルチョコレートを頼んだが、食べる時に持ち上げたら、裏側の3分の1がチョコレートではなくノーマルの生地だったし、まん丸のはずの
裏が、オールドファッションのようにガタガタ・生地が空洞になっていた。

・○-popについても、大きさに明らかな違いがあり、極端に小さいもの有り。また、コーティングのチョコレートがほとんどついていないもの有り。

・チョコ○ッション:たいてい上部3分の1以上はチョコのコーティングがなされているものと思うが、ここは上部の半分上の部分にのみ、3分の1以下のコーティング。これでは、○ールドファッションに間違えてチョコがついてしまったの?としか思えない。

・カフェオレ:薄すぎて、ただのお湯の時がある。

・スタッフ:苦情を申し上げても、問題のドーナツを差し替えるわけでもなく、そのまま放置。謝りもしない。

貴社の方針を変更したのかと思っていたが、他の店舗ではこういう事例は見当たらず、変わらずに美味しいので、この店舗だけであろうと思い、投書させていただいた。
お金を返してほしい!と思ってしまうほど、ヒドイです。なんとかしてほしい。~

非情・・・と思われようといい。
だって、心地よく利用したいし、せっかくやるんなら、ちゃんとしてほしい。
ファンだからこそ、苦言を言わせていただいたのだ。

メールをした後、ものの15分で返信されてきた。
謝罪メールだ。
この即効ぶりには、正直予想だにしていなかったので、驚いた。
そして、その返信後、30分後には、直接電話が来た。某ショッピングセンター店から、直接だ。
なぜ、うちの電話番号がわかったか。
それは、苦情を送る際に、住所も名前も電話も、すべて記入したからだ。きちんとした意見を述べるのに、匿名というのは相手に失礼である。というのが、私の持論。ただの中傷や陥れるためにしているわけではなく、相手を想ってこその苦言・苦情・意見だから、平等に、公平にしたいのだ。

某ショッピングセンター店の店長さんらしき人が、これから謝罪のために、我が家へ来ると言う。断っても、引き下がらない頑なな姿勢に押され、お待ちすることにした。
ドーナツを持ってやってきた店長さんは、若い女性だった。
私の、貴社への想いや頑張ってほしい旨を伝え、なんだか申し訳ない思いをしながら、ドーナツを受け取った。複雑な思いではあったが、これで貴店がとても素敵なお店になることを、心から応援したい気持ちになった。

それにしても、この対応の速さはすごい!!
過去にいろいろな不祥事を起こしているからなのかもしれないが、会社全体の危機管理が行き届いている。次の不祥事があったら、今度こそまるっきり信用をなくし、社会から排除されてしまうということを身をもって知っているのだ。
これが本来の企業の姿勢なのだろうが、なあなあな世の中に慣れてしまった私の体には、衝撃だった。
歴史ある企業が、まるでつい最近起業したかのような新鮮さを持った対応。
とても気持ちよく、心地よく感じられた。

世の中に、様々な会社や、NPOや、店舗があるが、ダレテシマッテハ イナイカ?
苦情を言う人は、来なきゃいい。
嫌だと思うんだったら、合わない。
客は、自然淘汰されるものだ。
ここを好きな人しか来なくなるものだ。
そう思っているとしたら、少し考えてほしい。
本当に、そうだろうか?

私はここへ行きたいのだけれど、どうもここは私を受け容れてくれる感じがしない。
ここのサービスがいいな、と思って電話してみたけれど、素っ気なくって、利用しない方がいいのかな?
ここへ来たいから、苦言を言いつつ、足を向けているのだけれど、誰も気づかないみたい?
もっともっとよくなってほしいから、無理に通っている。

運営する会社員、スタッフ、アルバイト。そして、その社の空気。
社を作るすべてが、何でも受け容れ、どんな小さなことでも対応してくれ、親切丁寧に接してくれたら、利用するお客様は心地よく、そこを選択するのではないか?
社に関わる以上、すべての人が真剣に対応することで、そのプロ意識に感心し、安心して利用できるのではないか?

私は会社を持っているわけではないが、なんだか今回のドーナツ事件がとても勉強になった。
とても、勉強になった。

赦す・・ということ

2006年11月28日 | これも自分あれも自分
人を認めること
人を分別しないこと
人をねたまないこと
人を包み込むこと

そして
人を赦すということ

どれもがとても難しくて
どれもに迷いが生じて
どれもが ついにはどうしたらいいのか分からなくて
どれもこれも 人として生きている私に突きつけてくる難題

どうにもこうにも
自分のさがの 
いや
人間のさがの醜い部分
どうしても克服したい 汚い部分
老婆になった時には
今よりも 少しはましに なっているのか

そんな醜き人間のさがに
愛らしさを感じもするが

こんな汚い私のさがの
人間臭さに安堵もするが

函館クリスマスファンタジー

2006年11月28日 | 愛ある辛口
先日、実家の函館へ帰りました。
金森倉庫は、今来月から始まる「クリスマスファンタジー」というイベントの準備で、道の両脇にある街路樹へ電球を取り付けている人たちがたくさんいました。
行ったことある人はまた今年も!
行ったことない人は、ぜひ一度!

毎年カナダからやってくるモミの木。
背の高さはずば抜けています。
そして、イルミネーションの美しさも、夜の深い漆黒の海原に映えて、とても幻想的です。
港なので、すんごく寒いけど、ね。

あのモミの木・・
イベントが終わったらどうなるんだろう???
素朴な疑問&森林伐採?とか心配になったりする・・・。
どんなに楽しく明るいイベントでも、辛口な分析な私なのでした。。。ほんと、嫌な性格だわ。

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