ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

泣きそうなので・・・

2008年10月05日 | これも自分あれも自分
先日、山口の無二の親友から携帯へ着信があった。

着信履歴を見たときは、運転中だった。

何かあったのかな???と思ったけれど、そのときの私の感情も、何かあった感じで感情が揺れ動いている時だったから、未だに返信していない・・・。

返信できなくっても、私はあなたを想っているよ。
心の奥底で、あなたを感じているんだよ。そのこと、きっとあなたも分かっていると思ってる・・・。


ソウルメイト・・・
そんな言葉がふと頭をよぎる今日このごろ。
中間世(現世と前世の間にある、空間のこと?)で、来世で会う約束をした人のことだって。

ここ八戸でも、そんな風に思える人が私の周りにもいるらしい。
私を助けてくれる人、私を指南してくれる人、応援し協力してくれる人・・・
どこまでがソウルメイトなのかは定かではないが、
確実に今の弱気な私を力強く、そして辛抱強く支えてくれる人たちに囲まれている。
その存在のありがたさは、幾粒も涙を流せるほどだ。

誰もが言う。「困難は、その人が必ず越えることができる困難が訪れる。」と。
その困難がどんなに大きくて、どんなに深くて、自分の中のやわらかく触れて欲しくないことまで掘り下げられようとも、それは、自分が超えられる器の困難なのだと。

ちょっとしたことが重なって、人間不信に陥って、信頼すべき人の目まで疑って、誰をも信じられなくなったこの1ヶ月は、困難よりも、そんな自分が作った困難に悲しかった。
自分に克つことができない自分に、腹が立った。

家族をも犠牲にしていた。
外食、惣菜三昧の食卓、食器洗いをまったくしない台所、掃除をしない家の中、やぁカラオケだ!ショッピングだ!お金はあればあるだけ使ってしまえー!!
子育て?
そんなもの、勝手に育てーーー!!!
自分に対するイライラは、結局わが子へ発せられ、冷たい目線を向けるわが子にさらにキレル母である私・・・。

毎日、泣いていた。
涙が出ない日は、なかったと思う。一ヶ月も。

自分の中の「アダルトチャイルド」についても考えた。
私がここまで落ち込むのは、幼い頃の記憶が関係している。
信じていた人(産みの母親)からの度重なる裏切り行為は、私に底なしの絶望を思い出させる。
しかも、裏切られていると知っていても、私は彼女を心から信じて、愛していたのだ。
「わたしが いいこになったら ママはかえってくる」
そう信じていた。ずっと帰って来られなくなっても、ずっとずっとそう信じていた。

そんな幼い頃の記憶が、周囲の人(それまでは信じていた人たち)からの思いもよらぬ態度を受けて思い出し、急に子ども時代に戻ってしまった、そんな感じだったのだ。

「うつ」の本も購入してみた。
ヒーリングの本も、スピリチュアルの本も、心理学の本も買いあさり、借りあさり手当たり次第読んでみた。

いつかはこの混沌とした状態かた抜け出さなければ・・・と思っていた。
一進一退を続けながら、ようやく這い上がろうとしたのは昨日。
「死後の世界」という本を立ち読みし、なんだか心にすとんと落ちるものを感じた昨日の書店。


そんな矢先。今日、幼い頃にお世話になった叔父が、亡くなったという報せを受けた。

ほんとにまじめに、自分や世間の人に甘えて悩むのは終わりだと思った。

今、叫びたいほどの悲しみの中にいる遺族の方々、そして本人の気持ちを、私はたくさん感じてあげたいと思う。

ご冥福をお祈りします。最後に会いに行くことが叶いますように・・・。


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