身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価 | |
ガボール マテ | |
日本教文社 |
心の状態やストレスが、病と関わっているということが
だいぶ定着してきつつあります
先日通った整形外科や内科の掲示板にも、
「その腰痛、体が原因だけではない場合があります!」という広告が貼ってありました。
腰痛も、心やストレスと関係があるということを、書いてあったのです。
今年になって、この、心(精神)と身体の関係性や、病気や怪我などとの関係を書いた本を
読んでいます。
いま、読み始めたこの「身体がノーと言うとき」にも、
難病に罹った患者の、病状に合わせて対症療法している中で疑問を感じた筆者が、
治療途中で、患者の養育歴や、思考の癖、生き方、考え方などを聴いていく治療を始めた経緯が
書かれてありました。
「どうして、この方はこんなに疾患が、ひっきりなしに出てくるのだろう?」
「どうして、この方はこんなに控えめな笑顔をするのだろう?」
その疑問が、筆者の「患者の気持ちを聴く」治療へと導き、
そして、その結果として、人間の考え方や生き方が病いと関係するということに気づいたというのです。
抑圧し続けた感情。その感情は、もう心身とも必要ないという警告、サインとして、病いとして噴出するということ。
自分は、いったい今、どんな身体症状があるかなぁ?
考えると、ちょっと太ってきた? とか 太ってきた? とか、、、あれ、それくらいかなぁ。
その前は、怪我があったり、ものもらいがあったり。。。
それらにも、すべて意味があるのだということに気づかされ、
あらら、そういうサインだったのかも、と認識しました。
認識したら、気をつけようと思うようになりました。
心、穏やかにいることが大切なのだと思うようになりました。
心と身体は繋がっているんですねぇ。。。