窓から生暖かい風が入ってきた
朝
窓を開けたととたんに、びゅーーって風の子が入ってきたかのようだった
待ってました!と言わんばかりの勢いで、何人もの風の子が家の中を行ったり来たりしている
暑い朝なのだけれど、その風の子が触れる感触は、汗をかいた私の肌をさら~っとぬぐってくれた
朝ごはんの前に、小学生はラジオ体操へ出発していった
友人の家に寄って、三人ででかけた
あとは誰も起きていない
しーんとした部屋の中、朝食にはフライパンの形のオムレツを作った
たまねぎと、小松菜と、ズッキーニとハムを入れて、大きな大きなまんまるお月様みたいだった
今日は掃除をしよう
あまり片付けられていない部屋の中を見回して、やっぱり見なかったことにしながら、拭き掃除をした
テーブルの上のものたちには、まだ心が届かず。。。いつになったら始めるのかな?という作業一式と、無造作に積んである紙の山・・・
毎日見ては触れるこの光景に、いつしか慣れっこになってしまって、きちんと片付いている状態が落ち着かない・・・不安になる・・・
小学生が帰ると、家族で朝食を食べた
ズッキーニの甘さが、汗をかいた体にやさしく感じる
ほどなく、夫も小学生も、それぞれの持ち場へ出かけたので、掃除を本格的に始めた
トイレをくまなく拭き、マットを洗濯した
1階部分の床を拭いて、裸足の足の裏が心地いいと感じた
テーブルの上は、気にしない。まだ・・・と言いながら数ヶ月経っているんだけど・・・
掃除、洗濯を済ませて、少し休憩をした
パソコンの前に座ると、風の子がまたびゅーっと行ったり来たりしてくれた
二階では、次女がかわいい足音をぱたぱたさせながら、遊んでいるのか準備しているのか・・・
まるで、一人きりではないような足音・・・
ぱたぱたぱたぱた・・・
その軽快な音に、幸せを感じる
ぎらぎら照りつけるお日様と
時折遊びに来る風の子と
ぱたぱたとせわしなく動き回る子どもの
存在を気にしながら
掃除をする自分の胸に
桃色の花が咲いていた
朝
窓を開けたととたんに、びゅーーって風の子が入ってきたかのようだった
待ってました!と言わんばかりの勢いで、何人もの風の子が家の中を行ったり来たりしている
暑い朝なのだけれど、その風の子が触れる感触は、汗をかいた私の肌をさら~っとぬぐってくれた
朝ごはんの前に、小学生はラジオ体操へ出発していった
友人の家に寄って、三人ででかけた
あとは誰も起きていない
しーんとした部屋の中、朝食にはフライパンの形のオムレツを作った
たまねぎと、小松菜と、ズッキーニとハムを入れて、大きな大きなまんまるお月様みたいだった
今日は掃除をしよう
あまり片付けられていない部屋の中を見回して、やっぱり見なかったことにしながら、拭き掃除をした
テーブルの上のものたちには、まだ心が届かず。。。いつになったら始めるのかな?という作業一式と、無造作に積んである紙の山・・・
毎日見ては触れるこの光景に、いつしか慣れっこになってしまって、きちんと片付いている状態が落ち着かない・・・不安になる・・・
小学生が帰ると、家族で朝食を食べた
ズッキーニの甘さが、汗をかいた体にやさしく感じる
ほどなく、夫も小学生も、それぞれの持ち場へ出かけたので、掃除を本格的に始めた
トイレをくまなく拭き、マットを洗濯した
1階部分の床を拭いて、裸足の足の裏が心地いいと感じた
テーブルの上は、気にしない。まだ・・・と言いながら数ヶ月経っているんだけど・・・
掃除、洗濯を済ませて、少し休憩をした
パソコンの前に座ると、風の子がまたびゅーっと行ったり来たりしてくれた
二階では、次女がかわいい足音をぱたぱたさせながら、遊んでいるのか準備しているのか・・・
まるで、一人きりではないような足音・・・
ぱたぱたぱたぱた・・・
その軽快な音に、幸せを感じる
ぎらぎら照りつけるお日様と
時折遊びに来る風の子と
ぱたぱたとせわしなく動き回る子どもの
存在を気にしながら
掃除をする自分の胸に
桃色の花が咲いていた