ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

おかあさんとあたし。

2009年12月18日 | 観劇・読書・感想記
おかあさんとあたし。〈2〉
k.m.p.
大和書房

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ふと思い出した 自分の子ども時代と

その時のおかあさんとのやりとりを

やわらかなタッチの絵と 字体で

ふり返る作者


ああ、こんな会話したよなぁ

「いいっていうまで、め つぶってて」って言いながら

ごそごそと準備している自分


飴を途中で食べるのをやめて

「もういい、とっといてて」って言う子ども

とか とか


とても懐かしくて くすぐったくて

あの頃 実は 愛にあふれていたんだって 

今になって あったかく感じる親子のやりとりが

たくさん描いてある この本は

私たち親子の 大好きな本となっている


本書の中で

次の箇所を読んだとき 胸がきゅーーっとなった


「そーだ、おかあさんに きいてみよう。

おかあさんに おしえてあげよう。

(中略)

おかあさん 絶対よろこぶよ・・・・・・


キモチの矢印は いつも、

おかあさんに 向かってた。(略)」


そうだったよね

今 私の子どもたちも

同じ気持ちで毎日すごしているんだよな


ベクトルはいつも おかあさん






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