ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

仕事 と 家庭 と 子育て と

2011年06月20日 | 子ども
私の場合、仕事をしていると、家のことはなんとなく後回し

子育ても、惰性でしている感じがしてくる時があります。

パート勤務ではありますが、

勤務以外の日や時間は、何かしら用事があって、

自分の時間や、家のことをする時間はありません。


子どもたちとの時間を割いてまで、

あっちの会議、こっちの会議と出席しています。


これでいいのかなぁ?

疑問に思います。

きちんと子どもが育っているのだろうか・・・

家が片付いてなくて、大丈夫なんだろうか・・・

私は、何を一番大切に思いながら、生きているんだろうか・・・

私のしていることは、単なるエゴなのではないだろうか・・・


一瞬、不安になります。

今のままでいいのか?

改善すべきことは改善していくべきなんじゃないだろうか?

では、その余裕はあるのだろうか?

かといって、悩んでいるだけでは、何も変わらないし・・・


ぐるぐるぐると 頭の中は 

今の自分の反省ばかり

今の自分のできていないところを見つめてばかり


そんな毎日で、果たしてよいのでしょうか?

家庭、仕事、子どもたち、夫婦関係

自分のできていないところに焦点を当てて、

眉間にしわを寄せて、

悩んでもできない自分にイライラして、

そのイライラは、結局家族に向けられて、

それで、果たしていいのでしょうか?


自分が、自分自身のマイナスな部分に焦点を当てていると、

その自分は、他の人のマイナスな部分を見つめることに繋がりがちです。

それでは、お互いによくないと思いませんか?


私は、自分が落ち込んだ時、

自分が自分のマイナスに焦点を当てている時、

子ども達のできていないところや、

もっとこうしてほしという願望を押し付けてしまいます。

イライラした声と、表情で、命令口調になってしまいます。


いやですねぇ・・・

イライラの原因は、子どもたちでしょうか?

いいえ、自分自身です。


ならば、イライラの根本を解消しなければいけません。

どのように??


それは、

物事の捉え方、考え方を変えることです。

マイナスな考え方が、すべて悪いというのではありません。

マイナスに考えるからこそ、人は向上するし、人の気持ちが分かるし、

互いを思いやり、共感できるという素晴らしいことを

生み出します。


ただ、毎日がマイナスな捉え方、考え方に基づいて生活していると、

自然と物事はマイナスの方向へと働き、

自分が望んでいないのに、

望んでいない方がやってくるようになります。


では、どのように変えるかというと、こうです。


「自分は今、とても頑張っています。

人が認めなくても、自分が認めてあげます。

よくやっていると思います。

頑張る自分のことを、誇りに思います。

そして、そんな自分を支えてくれるみんなに、感謝します。

ありがとう。」


このとき、謙遜は不要です。

そんなに、頑張ってないもの・・・。

それは、自己の否定です。

あなたは、頑張ってないわけがないんです。

生きているんですから。今現在。


そして、その頑張りを認めてあげるんです。

そのあとに、生かされていることへの感謝を伝えるのです。

自分の細胞一つ一つに。です。


自分を認める行為と、感謝の気持ちを持つこと。

そうするだけで、

できていないと思っていた自分が、なんだか誇りに思えるようになり、

他の人や、子どもたちのことも、

できなくて当然、今からできるようになるのだからと、

肯定的に、また余裕ある目で、見つめることができるようになるものです。


心が健康でないと、なかなか難しいですが。

私も、近頃、再開しました。

自分をきちんと見つめる作業を。



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