ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

戦争のつくりかた (再)

2009年08月22日 | 観劇・読書・感想記
戦争のつくりかた
りぼん・ぷろじぇくと
マガジンハウス

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この本は、約5年前に友人から紹介されて初めて読みました。
そのときの衝撃から、もう5年も経っていることに驚きます。

今から3年前、再び思い出して読み起こし、
次女を出産したすぐ後であったことも手伝って、
とても動揺し、感情が高まったことを思い出しました。

2010年5月以降に、日本で「憲法改正」の国民投票が行われるそうです。
「平和憲法9条」の一部が改正され、戦争のできる国への準備となるかもしれません。

先日、核の保有についての討論会を、テレビで放映していました。
夜遅い時間に、私は食い入るように観ていました。

核の保有への賛否
それに伴う日本国の防衛の賛否
戦争のできる国への賛否

まさに、この本の書いている通りのシナリオで
世の中が動いている気がしてなりません。
どこかで情報の操作が行われているような気がしてなりません。

今一度、自分の気持ちを確かめるべく、
3年前のブログ「戦争のつくりかた」も読んでみました。

気持ちはおんなじでした。

昨年、「今アフガニスタンで起こっていること」というお話会があり、出席しました。
スライドを見ながら、アフガニスタンに滞在していた時のこと、人々の気持ちなどをお話くださった香川県の女性、前田真吹さん。

現在彼女は、映画「魔法のナイン」という映画の撮影のため、日本中を廻って取材を続けていることだろうと思います。
この映画は、今後日本でも戦争参加できる国になるかもしれないという危機感から、戦争を体験した多くの先輩たちの話を聴き、9条を変えるな!ではなく、
「まず、知ること」を目指しているドキュメンタリーだそうです。

真実は、観た人それぞれが感じる心の中にあるんだと思います。


私は、彼女の活動に協力します。
9月13日(日)に、福祉公民館で「ふれあいまつり」が開催されます。
この時、「となりんち」はフリーマーケットで出店させていただくので、
その売り上げの一部を「魔法のナイン製作実行委員会」へ寄付させていただくつもりです。

少しずつでも、前に進もうと思います。
「戦争のつくりかた」を読んで心動かされた瞬間から、
もう5年経ってしまったんですから。

本書は、「となりんち」文庫に置いてありますので、子どもをもつ親御さんはぜひお読みください。必読です!





日本人の知らない日本語

2009年08月22日 | 観劇・読書・感想記
日本人の知らない日本語
蛇蔵&海野凪子
メディアファクトリー

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ベストセラーになっています。
今話題の本書。

子どもも一緒に楽しめます。

これと逆のことが、きっと海外で起こっているんだろうなと思います。

「となりんち」文庫で貸出しています。
すぐに読めちゃうので、子育て中のママでも大丈夫!

くすっと笑ってみませんか?

出会いと愛と受け容れる

2009年08月20日 | これも自分あれも自分
出会いがあって、
その出会いにもいろんな形があって、

長く続く出会いと
短く濃い出会いと

つながっているのか
そうではないのか
あやふやな出会いがあって

そんなあやふやさが
かえって 長く続いていたりする出会いがあって

私にも
たくさんの出会いがあって
その出会いのお陰で 生きてこられているのであって
ありがとうございます の言葉が
自然と心の奥から沸き出でます

不平 不満が出るのは
感謝が足りないからだ

相田みつをさんの言葉を思い出しながら、
不平不満だらけの自分を戒めている夏でした

戒めている矢先から、
不平不満ばかりが口をついて出る夏でした

そこに立っているのは
きらきら輝く自分ではなくて
どよどよした黒い物体の自分なのでした

そこに佇んでいるのは
何かをしたい!自分ではなくて
何もしたくない!自分なのでした


人は本当につらいとき
「つらい」とは言えないみたいでした
「つらい」と少しでも洩らしただけで
嗚咽が漏れそうになるからです

「つ」の次に
「ら」が言えなくなってしまうからです

子どもと一緒にいるのがつらい
子どもの声を聞くのがつらい
子どもの夜泣きがつらい

大きな声の大人が怖い
女を虐げる男が怖い
争う声を聴くのが怖い

いろんな苦手があるけれど
そんな苦手なことも
人との出会いと
人からの言葉と
愛と受容とで 
救われる私でありました

苦手なことから逃げたくて
苦手なことを克服したい!と思う自分がいて
その半面
どうしても克服できそうにない自分がいて

その狭間で
もがいて 苦しんで 息が詰まりそうになっておりました


実家から八戸に帰ってきて
いろんな人との出会いから
ふと 腑に落ちたこと

それは
苦手なこと 克服しなくてもいいじゃん
苦手なことから逃げなくてもいいじゃん

苦手なことがある自分 それでいいじゃん

苦手なことが起きたとき 
苦手なことが起きてるな、そんな自分でいいじゃんって
認めてあげよう

OK!OK!
苦しんでるんだね、その自分を認めてあげよう
苦しみたくない!ではなくて、
苦しんでる自分OK!になろう

一生克服できないものがあるのなら、
一生付き合っていくしかない
だったら、上手に付き合っていこう

園バスの到着を待っている家の前で
雑草を見ながら そんなふうに思える夏の終わりの今日でした


停滞も 前進の一つ

2009年08月10日 | これも自分あれも自分
自分自身、いったい何をしたいのかわからなくなっています。

ここに溶け込むことに一生懸命になってみたり、

自分自身を表現することに頑張ってみたり、

その反面、

人と距離を置いてしまっていたりして、

なんとなく 少しずつ 疲れてきたのかなぁ。

夏なのに、

半袖を着ると体が妙に寒く感じて、

そのギャップが、どこか自分の心と世間とのギャップであるような

感じもしてしまう、お盆も間近である今日を迎えました。


お盆を過ぎたら、また元気いっぱいになっていますように。


いろんな人に迷惑をかけて生きています。

そんな私を優しく広い心で接してくれて、ありがとう。

今日から帰省します。またね。


宇宙 宇宙 宇宙 ハッブル望遠鏡から見た景色

2009年08月03日 | 子ども
宇宙 最新画像で見るそのすべて
ニコラス・チータム
河出書房新社

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ようやく出会いました!!
待って探して、本屋さんに行ったら必ず見て回る日々の中、
とうとう会えました!

ハッブル望遠鏡で写したという宇宙の写真集♪
アイドルとか、カトゥーンとか、ニュースとか東方神起じゃない写真集!
(ちなみに、上記いずれの団体にも興味はない。念のため。)

宇宙が大好きでね、子どもの頃から。
学研の辞典「宇宙」の黄色い帯をボロボロになるまで読んだり、見たりしながら過ごした小中学生時代。

宇宙の写真を見ると、心臓の裏側あたりから、ドクンドクンと鼓動がして、
背中の両脇あたりがゾクゾクとして、なんともいえぬ抑揚感がするのです。

これって、アイドルにはまる思春期男子と同じレベルなのかなぁ?

ハッブル望遠鏡で写した、宇宙の色彩豊かな作品たち。
ニュートンという雑誌や、科学の雑誌なんかにはちょこちょこと掲載されていたので、当面はそれを眺めたり購入したりして我慢していたのですが、
見るたびに心を打ち砕かれ、もっと見たい!もっと見せてほしい!
もっと知りたいよぉぉぉ!!!ともはや宇宙禁断症状が・・・。

これって、グラビア・アイドルにはまる男性と一緒?

とうとう出ました。
しかもどうやら続々と出ていたみたいです。

市内の本屋さんで置いていたのはこの一冊!

読み始めたら、見始めたら止まりません。
とめどなく見てしまいます。
ページが進みます。

文字がかなり少ないのも、想像力を掻き立ててくれて、
よいのかもしれません。
読むところが少ないのが、写真の恒星たちや惑星たち、
渦を巻く星雲などに没頭できるのだと思います。

思わず、遠く宇宙の彼方へ行ってしまいそうになっています。
見ている間は、
「誰も話しかけないで!」オーラが出ていると思います。

あああ、嬉しい。宇宙が私の家にあるんだよ♪

~八戸三社大祭ももう中盤なのに、アップしてないのに、
宇宙のことは書けてしまう私♪ じきアップします~

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