戦争のつくりかたりぼん・ぷろじぇくとマガジンハウスこのアイテムの詳細を見る |
この本は、約5年前に友人から紹介されて初めて読みました。
そのときの衝撃から、もう5年も経っていることに驚きます。
今から3年前、再び思い出して読み起こし、
次女を出産したすぐ後であったことも手伝って、
とても動揺し、感情が高まったことを思い出しました。
2010年5月以降に、日本で「憲法改正」の国民投票が行われるそうです。
「平和憲法9条」の一部が改正され、戦争のできる国への準備となるかもしれません。
先日、核の保有についての討論会を、テレビで放映していました。
夜遅い時間に、私は食い入るように観ていました。
核の保有への賛否
それに伴う日本国の防衛の賛否
戦争のできる国への賛否
まさに、この本の書いている通りのシナリオで
世の中が動いている気がしてなりません。
どこかで情報の操作が行われているような気がしてなりません。
今一度、自分の気持ちを確かめるべく、
3年前のブログ「戦争のつくりかた」も読んでみました。
気持ちはおんなじでした。
昨年、「今アフガニスタンで起こっていること」というお話会があり、出席しました。
スライドを見ながら、アフガニスタンに滞在していた時のこと、人々の気持ちなどをお話くださった香川県の女性、前田真吹さん。
現在彼女は、映画「魔法のナイン」という映画の撮影のため、日本中を廻って取材を続けていることだろうと思います。
この映画は、今後日本でも戦争参加できる国になるかもしれないという危機感から、戦争を体験した多くの先輩たちの話を聴き、9条を変えるな!ではなく、
「まず、知ること」を目指しているドキュメンタリーだそうです。
真実は、観た人それぞれが感じる心の中にあるんだと思います。
私は、彼女の活動に協力します。
9月13日(日)に、福祉公民館で「ふれあいまつり」が開催されます。
この時、「となりんち」はフリーマーケットで出店させていただくので、
その売り上げの一部を「魔法のナイン製作実行委員会」へ寄付させていただくつもりです。
少しずつでも、前に進もうと思います。
「戦争のつくりかた」を読んで心動かされた瞬間から、
もう5年経ってしまったんですから。
本書は、「となりんち」文庫に置いてありますので、子どもをもつ親御さんはぜひお読みください。必読です!