の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

ソンクラーンにイサーン中央部四県を周る (2)

2014年05月22日 | マハ・サラカーム
■「クウ・バン・デーン」から国道2045号線を約10km進むと国道2381号線との信号にあたります。右折して数キロ進むと「クウ・サンタラート」というクメール遺跡があります。

ソンクラーンの催しが行われているようです。

舞台が2カ所設営されていて、こちらの舞台では歌を唄っていますが、聞き入る人がいませんでした。

こちらではゲームが行われていますが、やはり人の集まりが非常に少ないようです。



外周壁の中に祠塔と経蔵が見えます
ジャヤヴァルマン7世の統治時代の12世紀から13世紀に建立された施療院です。
ナーガに座る仏陀像など多数発掘され、コーン・ケン国立博物館で展示されています。







僧侶が灌水に来ました。



祠塔内に安置された仏像に、順番に灌水していきます。







塀の外には聖池があります。

お祭りの盛り上がりに欠ける遺跡です。多くの人はピックアップトラックに水を積み込み、水掛けに走り回っているようです。

遺跡に通じる小路では、少年たちが踊り狂っています。

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■国道2045号線から2381号線に曲がった時に、村はずれの遺跡が見えたので戻ってみました。
遺跡は見えるのですが入って行く道路が見当たりません。
村の人に道を尋ねながらたどり着きました。「クウ・ノイ」という12世紀に建立されたヒンドゥー寺院です。




張りぼての支柱が立っています。基壇の上には木製の建造物があったようです。



遺跡の南北には貯水池があります。

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■再び国道2381号線を西へ進み「プラタート・ナー・ドゥン」へ行く。
「プラタート・ナー・ドゥン」へ通じる参道は水掛けのメイン会場で一方通行の出口になっています。
迂回をして到着しました。

1979年、農地で9世紀から11世紀に作られたドヴァーラヴァティー磚仏が発掘されました。芸術局の発掘調査で地下50cmの深さから、結界石と磚仏に囲まれた小型の銅製の仏塔が発見されました。仏塔の内部には銅、銀、金の三重のケースに仏舎利が納められていました。
この地にイーサンの仏教中心地で古代都市「ナコーン・チャムパ・シー」があったことが確認されました。
1982年、仏舎利の発見された場所に、高さ50mの仏塔が建立され、発掘された仏舎利を納めました。
ここではソンクラーン・パレードが終了したようです。



発掘された銅製仏塔をモデルに1982年に建立されて仏塔です。仏塔に巻かれる黄色い布が奉納されるところです。







仏塔の周りには発掘された磚仏のレリーフが埋め込まれています。












プールではありません。仏塔を取り囲む池ですが、暑さのせいで皆飛び込んでいます。

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■「プラタート・ナー・ドゥン」の裏にある「ナコーン・チャムパ・シー博物館」です。
この地で発掘された磚仏が展示されています。






ケースの中に入っているのが仏舎利が納めれれていた銅製の仏塔の複製です。







古代都市「ナコーン・チャムパ・シー」は二重土塁と濠に囲まれた2.7kmX1.5kmの矩形で、パネルのように7世紀の墳墓遺跡から9世紀から11世紀のドヴァーラヴァティー、そして周辺からはその後に続くクメールの遺品が発掘されています。