
タイでも、メコン川やチャオプラヤ川を中心に主要河川には「プラ・パック・パオ」と呼ばれる淡水ふぐがいます。
シーサチャナライを流れるヨム川にもかってはたくさんいたそうです。普段はおとなしい魚ですが、水遊びや水浴で魚体に触れると鋭利な歯で肉を喰いちぎられるそうです。
また、体内には毒をもっており、食べると腹痛を起こしたり、ひどいときには死に至るそうです。

身近な存在であった淡水ふぐが愛嬌のある顔で描かれています。
コ・ノーイ村の用水路工事で出土しました。




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絵付けがパ・ヤーン窯の淡水ふぐと酷似しているので再掲載しました。
全長8.8cm、全幅6.8cm、全高5.4cmです。





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コ・ノーイ窯で焼かれた「無釉の天人像頭部」です。寺院装飾の一部だったようです。
全長7.9cm、幅5.0cmです。



尻ヒレの大きな金魚のような魚が描かれています。文字は読めません。