カムペーン・ペットを起点にスコータイ、シーサチャナライ、プレー、ナーンへと続く国道101号線は、さらに北上してファイ・コンでラオスの国境へ至ります。ナーンから144kmの距離です。
その途中にナーン王国の発祥の地、「プワ」や「ター・ワン・パー」があります。
ナーンから45km北の「ター・ワン・パー」にある「ワット・ノン・ブア」へ寺院壁画を見に出かけます。
大晦日の朝、午前9時30分にホテルをスタートしました。
途中で寄り道をしたので、午前11時ノン・ブア村のゲートをくぐります。
午前11時10分、「ワット・ノン・ブア」に到着です。
ワット・ノン・ブアはナーン川の西に在って、寺院の敷地と平行に流れる小川に向かって、東向きに建っています。
南北68m、東西56mの敷地に、床面を1m嵩上げし、横幅10.6m、奥行き18.8mのレンガと漆喰の壁、素焼瓦で葺かれたタイ・ルー様式の礼拝堂が建っています。
1862年、ノン・ブアに住むタイ・ルーが協力して建築しました。寺院の伝承によると、もともとの寺院は現在の西側500mに在ったそうですが、現在は何も残っていません。
屋根の上には象頭の鳥「ノック・パッサリーリン」、タイ・ルーは「ノック・グアン=ガー」(象の鼻と牙を持った鳥)と呼びます。この鳥は人が亡くなると霊魂を天国へ導いてくれると信じられています。
礼拝堂の横には、新年を迎える準備の須弥山が築かれています。参拝者が紙製の幡を挿します。
壁画を描いたタイ・ルーの絵師「ナーン・ブアパン」のデッサンがエントランスに展示されています。
まずは、仏陀に参拝です。
剥離が激しく不鮮明ですが、下段に横たわる男性が壁画を描いたタイ・ルーの絵師、「ナーンブアパーン」の自画像だと考えられています。
また、その上に描かれた頬杖をついて寛ぐ比丘は、下のワット・プーミンに描かれた比丘との共通性が指摘されています。
本尊の背面壁画の仏立像は、アユタヤ時代後期の仏像様式で、王族の衣装を纏い、豪華な装身具を身に付けた宝冠仏が描かれています。
その途中にナーン王国の発祥の地、「プワ」や「ター・ワン・パー」があります。
ナーンから45km北の「ター・ワン・パー」にある「ワット・ノン・ブア」へ寺院壁画を見に出かけます。
大晦日の朝、午前9時30分にホテルをスタートしました。
途中で寄り道をしたので、午前11時ノン・ブア村のゲートをくぐります。
午前11時10分、「ワット・ノン・ブア」に到着です。
ワット・ノン・ブアはナーン川の西に在って、寺院の敷地と平行に流れる小川に向かって、東向きに建っています。
南北68m、東西56mの敷地に、床面を1m嵩上げし、横幅10.6m、奥行き18.8mのレンガと漆喰の壁、素焼瓦で葺かれたタイ・ルー様式の礼拝堂が建っています。
1862年、ノン・ブアに住むタイ・ルーが協力して建築しました。寺院の伝承によると、もともとの寺院は現在の西側500mに在ったそうですが、現在は何も残っていません。
屋根の上には象頭の鳥「ノック・パッサリーリン」、タイ・ルーは「ノック・グアン=ガー」(象の鼻と牙を持った鳥)と呼びます。この鳥は人が亡くなると霊魂を天国へ導いてくれると信じられています。
礼拝堂の横には、新年を迎える準備の須弥山が築かれています。参拝者が紙製の幡を挿します。
壁画を描いたタイ・ルーの絵師「ナーン・ブアパン」のデッサンがエントランスに展示されています。
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まずは、仏陀に参拝です。
剥離が激しく不鮮明ですが、下段に横たわる男性が壁画を描いたタイ・ルーの絵師、「ナーンブアパーン」の自画像だと考えられています。
また、その上に描かれた頬杖をついて寛ぐ比丘は、下のワット・プーミンに描かれた比丘との共通性が指摘されています。
本尊の背面壁画の仏立像は、アユタヤ時代後期の仏像様式で、王族の衣装を纏い、豪華な装身具を身に付けた宝冠仏が描かれています。
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