午後4時40分、ナーンへ戻ってきました。
OTOPで時間を過ごし、午後5時30分に隣のワット・ミンムアンに移動しました。
ワット・ミンムアンの境内は人出が多く、年越しの催しの準備中です。
僧侶が祭壇の準備中です。写真には写っていませんが、後ろは来賓用の豪華な椅子を前列に、たくさんの椅子が用意されています。
サトウキビです。バナナとサトウキビは祭礼に必ず供えられます。
「ラック・ムアン」が祀られたお堂です。
漆喰で隙間なく彫刻された十字形の堂内に、「ラック・ムアン」町の守護神を祀るための柱が安置されています。
「ラック・ムアン」は3mの高さがあり、土台部は彫刻され金箔が貼られています。先端にはブラフマー(梵天)が彫刻されています。(写真は2012年8月6日に撮影したものです。)
四梵住(Brahmavihara)または、四無量心を表現する四面です。
四無量心とは、Metta、慈無量心【慈・思いやり、慈しみの心】、Karuna、悲無量心【悲・いたわり、悲しみを理解する心】、Mudita、喜無量心【喜・喜びをわかちあう心】、Upekkha、捨無量心【捨・心を動かされない、こだわりを捨てる心】です。
ラック・ムアンを祀るお堂の入り口の彫刻です。マカラから生まれる天女です。
こちらは本堂です。
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本堂入り口の漆喰彫刻です。彫刻はチェン・セーンの職人によるものです。
この写真から本堂内の壁画までは2012年8月6日撮影写真です。
ご本尊です。
壁画は地元の絵師による、ナーンの人々の生活様式が描かれています。
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屋根飾りは、ワット・ノン・ブアで見たのと同じ、象の鼻と牙をもった鳥「ノック・パッサリーリン」です。
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午後7時、プーカー・ナーンファー・ホテルの戻ります。暫く休憩のあと、市街の西、ドイ・カオ・ノーイ山頂の「ワット・プラタート・カオ・ノーイ」から新年を告げるナーン市街の花火を見に出かけるつもりでした。
ところが、うかつにも疲れからか寝込んでしまい、午前0時、ホテルの窓に響く花火の音で目を覚ます失態に終わりました。
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