の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

サンカローク陶

2015年01月14日 | 陶磁器(タイ)
今年第1回目の掲載にタイ人が冗談で「パイナップル」と呼ぶ鉄絵の合子がありましたが、同じ植物を描いた陶片があったのを思い出しました。

15、6世紀にパ・ヤーン窯で焼かれた合子です。

同じ植物を描いた陶片です。擬宝珠形のつまみがある蓋です。長辺が13cmで推定直径は16cmぐらいの大きさになります。擬宝珠周りの花文にどのような用途なのか、4カ所の小穴があります。
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他にも珍しい絵柄があったので紹介します。
パーヤーン窯出土の碗の破片です。
絵柄は半人半鳥で下半身が鳥の「キンナリー」です。
美しい天女で、天界で楽士として音楽を奏でていると言われています。ときおり地上に舞い降り、水浴びなどをして遊んでいるそうです。

エメラルド寺院のキンナリーです。

やはり碗の見込みに描かれた愛嬌のある獅子です。画工は寝そべる犬を参考に描いたような絵です。
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高台に描かれた鳥です。

同じく鳥です。

見込みに描かれた貝はたくさんありますが、こちらは高台に描かれています。
いづれもパ・ヤーン窯で焼かれたものです。


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