タイ人の友人が4WD車を購入しました。そこで、以前から行きたかったターク県ウムパーンの「ティ・ロー・スー滝」へ誘いました。
カレン語で「黒い滝」を意味する「ティ・ロー・スー滝」は世界で最も美しい滝6選の一つで、落差300m、幅500mに及ぶ壮大な滝です。
滝へ通じる25kmの道路のゲートが開くのは、雨期の終わった11月から5月までですが、通行出来るのは車高の高いピックアップ・トラックと4WD車に限定されていて、普通車やバイクの通行はできません。
バンコクからはナコーン・サワン、カムペーン・ペットを経て国道12号線をメーソートへ、そして国道1090号線でウムパーンまでの山中を168km南下する総走行距離680kmのドライブとなります。
午後8時20分にバンコクをスタートしました。ナコーン・サワン手前のガソリン・スタンドで小休憩をして、国道1号線バイパスへ入ったのは午後11時30分、国道1号線を北上してカムペーン・ペットのガソリン・スタンドまで376kmの走行、休憩後午前2時にスタートしました。
437kmで国道12号線の三叉路「メーソート交差点」を西へ向かいます。国道12号線はミャンマーの国境へ通じているため、夜間はメーソートまでの77kmに何個所も軍隊や警察の検問があります。検問所を見ていると結構な人数のミャンマー人が足止めされています。
国道12号線は道幅は4車線と広いのですが、山の中を抜けるためカーブの繰り返しです。運転をしていた友人は慣れないカーブに怖気づき、運転を僕に頼んできます。
ウムパーンへ通じる国道1090号線と国道12号線が交差するロータリー近くのガソリン・スタンドで休憩です。ここまで514kmの走行、ウムパーンまではあと168kmとなりました。
午前3時だというのにガソリン・スタンドにはたくさんの車が停まっています。お客を運んでいるワンボックス・カーの運転手にウムパーンまでの所要時間を尋ねると5、6時間だという返事です。168kmが5時間はかかりすぎではないかと疑いながらスタートです。
国道1090号線は、人家も少なく、夜間で視野も狭くなって、道路は農道のように細く感じながら運転します。
50km走行すると、ポップ・プラーのチェック・ポイントです。ここからウンパーンの町手前までの114kmが「1,219コーン(1,219曲がりの山越え)道路」になります。ほとんど直線道路ない、ハンドルを切り返してばかりの山道で、時速20kmから40kmのスピードがせいぜいで、ワンボックス・カーの運転手が言っていた5,6時間が理解できました。
メーソートから2時間15分、およそ85kmの走行で初めて店の灯りを右手にみとめて立ち寄ります。「ウムピーム・サービス・エリア」です。野菜を満載した1台のピックアップ・トラックが休息していましたが、入替りに去っていきました。
12月11日、山の中は寒くて山岳民族の上着を一着購入、コーヒーを飲み眠気を覚まします。
30分間の休憩で出発します。
まだ真っ暗な道を暫く走ると、道路の両側に数えきれないくらいの人影が延々と続く異様な風景に出くわします。ところどころに人を運ぶピックアップ・トラックが停まり、どんどん人を詰め込んでいきます。
農作業の人集めのようですが、灯り一つない、こんな山中のどこから湧いて出た人たちなのか、本当に驚く光景でしたが、帰路に納得できました。
道路東側の山の斜面数キロに渡って人家がびっしりと建っています。約2万人が収容されている「ウムピウム難民キャンプ」です。黒い人影は難民キャンプから出てきたミャンマー人だったのです。
山岳民族の帽子です。
帰路に撮影した「ウンピーム・サービス・エリア」の写真です。
午前6時23分、山極が明るくなったので、見晴らしの良い場所で休憩です。
午前6時57分、「ドック・ブアトーン(ニトベギク)」が路肩に咲いているので停車です。
メキシコが原産地の外来種である「ドック・ブアトーン」はメーホーンソーンの群生が有名ですが、タイの気候や地質が適しているのか、北部の山間でよく見かけます。
国道1090号線は「スカイ・ロード」と呼ばれ、高いところでは標高1,300mぐらいを走っているそうで、下界の山間に霧が立ち込める幻想的な景色が眺望できます。
約20分の休憩で陽射しが山の上を照らし始めました。
午前7時25分、やっと山道を抜けたようです。人家が目に付くようになり、農作業に出かける人たちを追い越します。
ウムパーンもミャンマーの国境と接しているため検問所がたくさんあります。
タイとビルマを結ぶ古道があったようで、山中の墳墓遺跡からは14、15世紀の古陶磁器等の副葬品が出土しており、出土品を展示した博物館もあります。
午前8時、ウムパーンの町に到着です。メーソートからは休憩も含めて5時間、実走行は4時間もかかっています。バンコクから681km、12時間近くかかって到着しました。
町を突き抜ける丁字路に立っていましたが・・・。
「ティアン・スーン・リゾート」に到着です。ここからのティ・ロー・スー滝へ行く世話はすべてリゾート・ホテルが面倒を見てくれます。まず朝食をいただきます。
庭に咲いていた花です。
午前8時55分、ピックアップ・トラックに乗り換えて出発です。
10分でゴムボート乗り場に到着です。ここから2時間40分のラフティング、14kmの道のりを1時間20分かかってピックアップ・トラック移動、そして40分間の徒歩でティ・ロー・スー滝へ行くことになります。
カレン語で「黒い滝」を意味する「ティ・ロー・スー滝」は世界で最も美しい滝6選の一つで、落差300m、幅500mに及ぶ壮大な滝です。
滝へ通じる25kmの道路のゲートが開くのは、雨期の終わった11月から5月までですが、通行出来るのは車高の高いピックアップ・トラックと4WD車に限定されていて、普通車やバイクの通行はできません。
バンコクからはナコーン・サワン、カムペーン・ペットを経て国道12号線をメーソートへ、そして国道1090号線でウムパーンまでの山中を168km南下する総走行距離680kmのドライブとなります。
午後8時20分にバンコクをスタートしました。ナコーン・サワン手前のガソリン・スタンドで小休憩をして、国道1号線バイパスへ入ったのは午後11時30分、国道1号線を北上してカムペーン・ペットのガソリン・スタンドまで376kmの走行、休憩後午前2時にスタートしました。
437kmで国道12号線の三叉路「メーソート交差点」を西へ向かいます。国道12号線はミャンマーの国境へ通じているため、夜間はメーソートまでの77kmに何個所も軍隊や警察の検問があります。検問所を見ていると結構な人数のミャンマー人が足止めされています。
国道12号線は道幅は4車線と広いのですが、山の中を抜けるためカーブの繰り返しです。運転をしていた友人は慣れないカーブに怖気づき、運転を僕に頼んできます。
ウムパーンへ通じる国道1090号線と国道12号線が交差するロータリー近くのガソリン・スタンドで休憩です。ここまで514kmの走行、ウムパーンまではあと168kmとなりました。
午前3時だというのにガソリン・スタンドにはたくさんの車が停まっています。お客を運んでいるワンボックス・カーの運転手にウムパーンまでの所要時間を尋ねると5、6時間だという返事です。168kmが5時間はかかりすぎではないかと疑いながらスタートです。
国道1090号線は、人家も少なく、夜間で視野も狭くなって、道路は農道のように細く感じながら運転します。
50km走行すると、ポップ・プラーのチェック・ポイントです。ここからウンパーンの町手前までの114kmが「1,219コーン(1,219曲がりの山越え)道路」になります。ほとんど直線道路ない、ハンドルを切り返してばかりの山道で、時速20kmから40kmのスピードがせいぜいで、ワンボックス・カーの運転手が言っていた5,6時間が理解できました。
メーソートから2時間15分、およそ85kmの走行で初めて店の灯りを右手にみとめて立ち寄ります。「ウムピーム・サービス・エリア」です。野菜を満載した1台のピックアップ・トラックが休息していましたが、入替りに去っていきました。
12月11日、山の中は寒くて山岳民族の上着を一着購入、コーヒーを飲み眠気を覚まします。
30分間の休憩で出発します。
まだ真っ暗な道を暫く走ると、道路の両側に数えきれないくらいの人影が延々と続く異様な風景に出くわします。ところどころに人を運ぶピックアップ・トラックが停まり、どんどん人を詰め込んでいきます。
農作業の人集めのようですが、灯り一つない、こんな山中のどこから湧いて出た人たちなのか、本当に驚く光景でしたが、帰路に納得できました。
道路東側の山の斜面数キロに渡って人家がびっしりと建っています。約2万人が収容されている「ウムピウム難民キャンプ」です。黒い人影は難民キャンプから出てきたミャンマー人だったのです。
山岳民族の帽子です。
帰路に撮影した「ウンピーム・サービス・エリア」の写真です。
午前6時23分、山極が明るくなったので、見晴らしの良い場所で休憩です。
午前6時57分、「ドック・ブアトーン(ニトベギク)」が路肩に咲いているので停車です。
メキシコが原産地の外来種である「ドック・ブアトーン」はメーホーンソーンの群生が有名ですが、タイの気候や地質が適しているのか、北部の山間でよく見かけます。
国道1090号線は「スカイ・ロード」と呼ばれ、高いところでは標高1,300mぐらいを走っているそうで、下界の山間に霧が立ち込める幻想的な景色が眺望できます。
約20分の休憩で陽射しが山の上を照らし始めました。
午前7時25分、やっと山道を抜けたようです。人家が目に付くようになり、農作業に出かける人たちを追い越します。
ウムパーンもミャンマーの国境と接しているため検問所がたくさんあります。
タイとビルマを結ぶ古道があったようで、山中の墳墓遺跡からは14、15世紀の古陶磁器等の副葬品が出土しており、出土品を展示した博物館もあります。
午前8時、ウムパーンの町に到着です。メーソートからは休憩も含めて5時間、実走行は4時間もかかっています。バンコクから681km、12時間近くかかって到着しました。
町を突き抜ける丁字路に立っていましたが・・・。
「ティアン・スーン・リゾート」に到着です。ここからのティ・ロー・スー滝へ行く世話はすべてリゾート・ホテルが面倒を見てくれます。まず朝食をいただきます。
庭に咲いていた花です。
午前8時55分、ピックアップ・トラックに乗り換えて出発です。
10分でゴムボート乗り場に到着です。ここから2時間40分のラフティング、14kmの道のりを1時間20分かかってピックアップ・トラック移動、そして40分間の徒歩でティ・ロー・スー滝へ行くことになります。
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