の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

オークパンサーのイサーン旅行・2014

2015年09月14日 | コーン・ケン
今年のオークパンサー(出安居)は10月27日です。僧侶達が7月31日のカオパンサー(入安居)から3カ月間、寺にこもって行っていた厳しい修行を終える日であり、仏歴の雨期明けを意味する日です。
オークパンサーにちなんだ行事が各地で催されます。
昨年のオークパンサーは10月8日、プラタート・パノム(ナコーン・パノム)で催された奉納舞踊を見に行きました。その時の旅行記です。
(写真はプラタート・パノムに奉納される、ナコーン・パノム北部区域のラム・タイ・ヨーです。)

昨年の奉納舞踊の解説です。

10月8日の夜はナコーン・パノムで灯明船流しがあります。ホテルを予約したのが1週間前でクーラー付の部屋がとれませんでした。それでも宿泊料は一泊900バーツに跳ね上がっています。
*****

10月4日、イサーンへスタートです。午後0時40分、パークチョンを過ぎて国道2号線沿いのラム・タコーン・ダム湖の畔で昼食です。



未だ熟していない、青いパパイヤをささがきにして、マナーオ(ライム)、とうがらしなどのスパイスを陶臼で軽くたたいたサラダです。

タイを代表するスープ「トム・ヤム・クーン」です。辛くて酸味のあるスープに大きなエビが入っています。
***

ラム・タコーン・サービスエリアです。

ここでイサーンの観光地図をもらって、行程を考えます。

館内にナコーン・ラーチャシーマの物産が展示されています。



展望台から見るダム湖です。
***

午後4時過ぎバン・パーイへ来ました。国道2号線を右折して国道23号線に入れば60kmでマハ・サラカームです。午後5時には投宿できます。迷ったすえに左折して国道229号線をチョンナボットへマットミーと呼ばれる絹絣(先染め織)を見に行くとにしました。
まず寄ったのは、市街地を通り抜けた所にあるサラ・マイ・タイです。
(サラ・マイ・タイは2014年4月10日の「コーン・ケン(ワット・サ・トーング・バン・ブア)」を参照して下さい。)







展示販売されているマットミーです。





実に細かい柄です。



クジャク柄の色違いです。


***

市内の生地屋さん「サシトーン・タイシルク」に寄ってみました。

中央に大きなひし形がある大胆な柄です。伝統的な「ルー・ジュア・チャワン」という模様です。
右の水色は新作、左の紫ががったのは60年ほどまえの織物です。新作は生地がごわごわとしていますが、古い生地は何度も洗濯されたのでしょう、柔らかでしっとりとした感触です。



新作です。

古布です。柄は全く同じようです。記念に購入しました。

マットミーの「マット」とは「括る」、「ミー」は「細い糸」の意味で、織り上げる柄に合わせて絹糸を紐で縛って、先染めするときに色が付かなくする技法で、色の数だけ括り直すので、色数が多くなるほど、また柄が細かいほど手間がかかります。
かってはバナナの葉で括っていたようですが、現在は樹脂紐が使われています。

絹糸を樹脂紐で括った状態です。

細かい柄です。大変な手間がかかった一品です。



お店の向かいの民家です。
午後5時半、店の主人に地図を書いてもらい近くのホテルに泊まることにします。
***

この時初めて泊まったバン・パーイの「インパワ・ホテル」です。以降数回利用しています。
週末の宿泊料は1,260バーツでした。平日は1,100バーツです。



夕食はルームサービスを取りました。ホテルにはレストランがなく、近くのレストランからの出前のようです。価格は通常、ホテルで食べる半額でした。

■本日の走行は435kmでした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿